[2013年4月1日]
【本八幡教室情報】
4月から新中学3年生理科社会コース開講!
4月6日(土)「本年度県立入試なるほど解説会」実施!
「人類最強の頭脳が最強のコンピュータに勝利した」と報道されたのは、1996年のことです。当時無敵と言われた天才チェスプレイヤーのカスパロフ氏が、IBM開発のチェス用コンピュータディープ・ブルーと対戦し、1勝2敗3引き分けとし、勝利しました。
しかし、その翌年1997年、両者の戦績は、カスパロフ氏側が1勝2敗3引き分けとなり、「最強コンピュータが世界王者のカスパロフに勝利した」と報道されました。
一方、本日のニュースで、「現役プロ棋士が公の場でコンピューターに初めて敗れる」との見出しで報道されていました。とうとう将棋の世界でも、コンピューターに人間の地位が脅かされかねない事態となったようです。
いずれにしろ、技術革新のスピードはあまりにすさまじいものがあります。もうとっくにオセロの世界ではとうてい人間の頭脳は、コンピューターに及ばないと判明した時代、だれも将棋のプロがまさか、コンピューターに負ける日が来るとは思わなかったに違いありません。それだけ、オセロに比べて、指し手のパターンが複雑だからです。
ところが、オセロ、チェスと続き、将棋までが、コンピューターによって凌駕されてしまう時代です。
人間の技術革新は、とんでもない領域まで、来ています。iPS細胞しかり、質量を生み出すとされるヒッグス粒子の確認しかり、シェールガスの採掘技術しかり。
iPS細胞といえば、京都大教授の山中伸弥氏ですが、教授によれば、あまりに自然は大きく、人類が知るレベルは、氷山のごく一角を目にしているほどだと言いますから、これからまだまだ、新しい発見、新しい発明がもたらされるかもしれません。
言わずもがな、すべての技術革新は、人間自身の叡智によるものです。少々怖さもあります。ひとつ間違えば、取り返しのつかない事態を招くかもしれませんが、ただそれよりも、常に新しさを求める人間の好奇心は、決して尽きぬことがありません。
どうしても人として生まれたからには、誰もが知りたいという欲求に突き動かされます。ここにこそ、人間の学びの原動力があります。
さて、3月が終了し、いよいよ新年度スタートです。考えるからこそ、人間たる我々の、尊い学びは、ずっと続きます。学ぶという至高の幸せは、ずっとずっと続きます。
そしてもうひとつ。4月に入りますが、すでに予告してきました通り、4月1日より、「あっぷチャレンジ」プレジェクトが始まります。
高校受験合格速報:県立国分、県立市川東、県立市川昴、県立市川南、法政二高、日大習志野、関東一特待、保善特待──等
大学受験合格速報:明治大学、立教大、学習院大、成蹊大学、芝浦工業大、東京農大、武蔵野大、駒沢大、都立荏原看護──等
中学受験合格速報:国立東京学芸大附属竹早、明大中野、専修大付属松戸、国学院久我山、十文字(特待)、中村学園(特待)、安田学園(特待)、芝浦工大、順天、江戸川女子、跡見、山脇、大妻中野、三輪田、かえつ有明、東海大浦安──等