[2013年4月8日]
英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)は、5日付のトップ記事を、「日本が金融革命」というタイトルとして、大々的に取り上げました。早くも黒田新総裁が就任すると、最初の政策決定会合で、大胆な方向性を示し、わっと市場を驚かせました。
今後、日銀は、国債などの買い入れを増額し、資産規模をGDP比で毎月1%ずつ拡大させる予定です。これを仮にFRB(米連邦準備制度理事会)と比較すると、FRBではGDP比毎月0.54%の拡大ペースですから、日銀の1%との差は歴然です。いかに世界の市場関係者を驚かせたか、なるほど理解できます。
たちまち、このバズーカ砲ほどの威力をもつ異次元の金融緩和策は、市場関係者に激震を与え、為替相場は一気に円安へ振り切り、これに合わせる形で、日経平均は大きく急反転しました。
まさに安倍総理が公言した3本の矢のうちのひとつ、「大胆な金融政策」がただの置物ではなく、本気度の高さがうかがえます。
本気と言えば、当塾あっぷ指導会の本八幡校も本気です。本気のチェンジ、チャレンジの本年度が、この四月からスタートです。
わっと驚くくらいの教育イノベーションを目指すのが、本年度スローガンの「あっぷチャレンジ」です。
そう、世界を驚かすといえば、アップル創業者のスティーブ・ジョブズの手腕を連想しますが、ジョブズは、かつて、アップルのチームメートたちにこう檄を飛ばしました。
「我々は宇宙に衝撃を与えるためにここにいる。それ以外にどんな理由でここにいるっていう? We’re here to put a dent in the universe. Otherwise why else even be here ?」
敬愛をもって、優れたビジョナリーの言葉を借ります。
なぜ、我々あっぷ指導会が、教育人の道を選んで、ここにいるのか──それは宇宙に衝撃を与えるくらいの、教育イノベーションへチャレンジするためです。