[2013年4月12日]
あっぷチャレンジ!
【4月の大企画 「無料体験会」実施中! 】
その1:速読リニューアル記念「速読大体験会」
その2:小学生対象「なるほど学習会〜私立受験型〜」
その3:中学生対象「なるほど学習会〜科目別対策型〜」
その4:中学生対象「県立入試本年度なるほど解説会」
その5:大学受験生対象「センターチャレンジ(英語&数学)」
このところ、日本の株高に注目が集まっていますが、やはり世界の景気を左右するのは米国です。勢いおさまらず、米国株式市場で、ダウ工業株30種の過去最高値を更新し続けています。上には上がいることを意識するなら、日本経済の改善はまだまだ道半ばにあり、これからなのかもしれません。
一方、めざましい経済発展を遂げてきた中国ですが、習近平国家主席は8日、海南島で開かれた「アジアフォーラム」で講演し、中国の超高度経済成長は終わっているとの見解を示しました。それでも、「超」という言葉が外れるだけであって、今後も都市化、産業化が進んでいくことが予想されるので、経済成長は続けていくことが示唆されています。
確かに中国は改革開放政策採用以来、年平均にするとおおよそ10%の経済成長率を維持してきました。これが2012年のGDP(国内総生産)の成長率は7.8%となったのですから、成長幅にかげりが見え始めています。しかし、どうでしょう。すでに、日本のGDPを抜き、世界2位の位置にあり、いずれは米国を追い越し、GDP世界一になると予想されています。
さて、経済的な力関係は置いておくとして、グローバリズムの大きな変革のうねりのなか、日本の立ち位置を知る必要がありそうです。この辺り、現政権の動向に着目すると、これまでの世界のトレンドと大きくかい離した教育制度を反省し、教育制度改革を推進中です。
目下、自民党中心で進められているこの改革の中で、打ち出している3つの柱「英語教育の強化」「理数教育の刷新」「情報通信技術(ICT)教育」の方向性はおそらく間違いありません。
後はどれだけ速やかにより品質の高い教育制度へと変貌を遂げられるかに尽きます。言うなれば、日本の景色が変わるくらいの大改革が求められるのではないでしょうか。そしていったん決定したら、とにかくその方針を信じて、新しい形の教育制度を進めていくだけです。
かつて、小泉政権時代、「抵抗勢力」という言葉を前面に押し出し、反改革の現状維持派と対立しながらも、骨太の方針を引っ下げて構造改革路線を貫いた時代を思い起こします。
何より現状を維持しようという、既得権益をもつ一大勢力に負けない、決死の覚悟があってこそ、かけがえのない未来があります。
殊更強調しますが、優れた教育が、優れた人材を世に送り出し、豊かな社会を築く未来こそが──私たちが求める大いなる希望です。