[2013年4月13日]
あっぷチャレンジ!
【4月の大企画 「無料体験会」実施中! 】
その1:速読リニューアル記念「速読大体験会」
その2:小学生対象「なるほど学習会〜私立受験型〜」
その3:中学生対象「なるほど学習会〜科目別対策型〜」
その4:中学生対象「県立入試本年度なるほど解説会」
その5:大学受験生対象「センターチャレンジ(英語&数学)」
嫌いだ、苦手だと言い切った瞬間に、すべてが止まってしまいます。たとえば、算数が嫌いだと思ったが最後、大きなバリヤをつくることで、算数の技術を吸収しなくなります。この状態で、いくら学びを続けたとしても、思考の技術をコネクトするのに、すぐ限界へ達します。
つい口癖のように出る、「嫌い」という呪文は本当に危険です。何となしにこの言葉を使うことで、「この科目なんて見向きもするものか」と自己洗脳してしまうからです。
これはIQの問題ではありません。自分の自然体──基本的思考のポジションをどこに置くかによって、学習の修得効果が大いに変わります。1日あたりだと高が知れているでしょうが、これを365日続けると、大きな損失が降りかかります。この状態でいつか大人になったとき、算数嫌い、数学嫌いが、優れた数学者になる例は、人類史上皆無でしょう。
ということは、この反対を繰り返してみたとしましょう。ここに、勉強を得意にする秘訣があります。まずは「嫌い」「苦手」という言葉を封印する約束事から始めます。何があっても、ネガティブを排除し、その代わりとして、どうしたら好きになれるか、どうしたら夢中になれるかだけを、ひたむきに考えることです。
現実的に、成績を上げる生徒の特長は、ここにあります。ただいたずらに「嫌い」「苦手」で思考を終了させず、もしもそのようなマイナス感情があるのなら、どうしたら克服できるかへ無我夢中になります。とにもかくにも「嫌い」「苦手」の克服に対して、あれこれ工夫することを面白がれる人材は、どこまでも成長します。
もしも何か一つでも「好き」と言える科目、「得意」だと言える科目があるとすれば、心の持ちようで、どの科目だって、「好き」にもなれれば、「得意」にもなれる可能性を秘めています。もちろん、セルフコントロールの難しさは、よくわかります。ともすると、大人だって嗜好品への依存度が高い方々もいるわけですから、ましてや未熟な子供ともなると、理性的判断に困難が生じてしまいがちでしょう。
しかしながら、嫌悪感、苦手意識さえ取り去り、本気の克服に夢中になることができたなら、どの子も、本当は豊かな才能を突き抜けさせることができるはずです。
したがって、教育人として、優れた人材を育てるために、留意すべきは、「嫌い」という名のブレーキを破壊し、「好き」へのアクセルペダルをいかに踏み込ませるか工夫することです。
そして、何より、算数嫌いの生徒に、「算数が一番好き」と発言する日がくることへ膨大な希望を持ち、そうなるようにあれこれ手を尽くすに限ります。その先に、出来る限り、近いうちが望ましいのでしょうが、いつかクライマックスの日が訪れます。
そうです。その子が、本当に、「算数が一番好き」と言った日がきたとしましょう。その感動の場面に立ちあうことを強く強く望み、ただひたむきにそうなるように工夫を凝らし──本当に「算数が一番好き」という、その記念すべき場面に出くわしたとき、涙が出るくらいに喜べる先生は、本物の教育者だと信じます。
当塾あっぷ指導会本八幡校は、この、本物の教育人が集まる学び舎を、心から目指します。本物の教育人が本物の人材を創る──と信じ、日々精進です。