[2013年4月14日]
あっぷチャレンジ!
【4月の大企画 「無料体験会」実施中! 】
その1:速読リニューアル記念「速読大体験会」
その2:小学生対象「なるほど学習会〜私立受験型〜」
その3:中学生対象「なるほど学習会〜科目別対策型〜」
その4:中学生対象「県立入試本年度なるほど解説会」
その5:大学受験生対象「センターチャレンジ(英語&数学)」
細やかに今在る問題を分析し、解決への選択肢をあれこれ吟味し──そして、最善と信じる策の選択をきっぱり決断し、勇ましく実行することは、多くの場面で求められます。これをリーダーシップと言い、組織マネジメントにおいて、勇気をもって決断するリーダーの役割はとても大きく、ピーター・ドラッカーなどの経営本を開けば、リーダー論について多くのページが割かれているはずです。
もちろん、リーダー的資質を持ち、実行力に長けているとすれば、その人はきっと、教育の課程で、学問を修得する力が抜きんでていることでしょう。
しかし、もうひとつ、リーダーシップの対極をいく、フォロワーシップという考え方があります。フォロワーシップというと、何かの目的達成に向けて、フォロワー(追随者)が、サポートしていく機能のことを言います。
考えてみると、成績の伸びる生徒の特長として、高いフォロワーシップのレベルが挙げられるかもしれません。とにかく、リーダーである担任の激励の言葉や、合格への学習戦術、学習スケジュール、教材選定、ノートの管理法、課題の対策など、その多くを信じ、追随していく生徒は、どこまでも成長していきます。
反対に何かと疑ってかかる生徒は、すぐにブレーキを踏んでしまうので、折角の才能を眠らせてしまうことになります。
とにかく、誠実で、受信する力に長け、ただひたむきに吸収したいと願い、一つ一つに注力できる生徒は、あっと言う間に、成績を上げ、多くの人間たちを追い越してしまいます。
言うまでもなく、フォロワーになるということは、へたをすると、「誰かの指示無くして行動できない指示待ち人間」で終わってしまうかもしれません。したがって、若いうちに、フォロワー的資質とリーダー的資質をバランスよく、育てていくことも忘れてはならないはずです。