[2013年6月2日]
当塾本八幡校では、本日6月2日(日)、CMでおなじみの、全国統一小学生テストを開催しました。この場を借りまして、多くの方々にお越しいただきましたことを厚く御礼申し上げます。
一日を振りかえるに、とにもかくにも、こうした全国規模のテストイベントが、初めての経験だというお子様もいましたので、集合時間から緊張感があふれていました。試験が始まるに先立ち、試験要項の説明を聴くにも、必要事項をマークするにも、一つ一つもらすまいと注意する子供らしい仕草はとてもいたいけですが、同時に自ら判断し自ら行動する様子には、頼もしさを感じました。
科目ごとの試験時間の中、緊張し、集中し、スムーズに鉛筆を持つ手が走るかと思えば、時として、頭を悩ませ──どうかすると、ひとつの着眼点を見つけることで、したり顔をしてまたマークの作業が続くといった具合です。どの子も最後の最後まで我武者羅にテストへ挑み続けました。
ここに人間の大切な何かが、隠されているように思います。一つのことに夢中になれることを証明したのですから、きっとどんなことでも夢中になれる立派な資質があるはずです。今回の勇敢なチャレンジを通し、大いなる経験を得たのではないでしょうか。
どんな成績かはいずれ明らかになるでしょうが、こうしたチャレンジは、人生においてずっと続きます。チャレンジする人だけが、失敗と成功を繰り返し、思い切り悲しみと喜びの幅を大きくしながら、いつか本物の大人になります。
今回臨んだテストの経験はたったの一歩かもしれませんが、この一歩は、人生において大変大きな一歩となったはずです。