[2013年7月15日]
今週1週間にて、当塾本八幡校の1学期がひと区切りつき、いよいよ来週7月22日(月)から、あっぷの夏学習がスタートします。
とてもたのしみな時期が始まります。昔から、ひと夏は、子供を大人へ成長させる魔力のようなものがあります。暑く厳しい夏特有の天候は、時には雷の激しい夕立ちを起こすこともあれば、寝苦しい熱帯夜の日も招くかもしれません。
けれども、この強烈な印象の夏は、大いにその存在感を見せつけながら、夏休みという長期の自由時間とも相まって、ここでしか経験しえない学びを、存分に人へ与えてくれる気がします。
たとえば、すこし都会を離れて、自然豊かな土地に行ってみるのもよいでしょうし、ご家族とともに海やプールで夏を満喫することは、その人その人のオリジナルの思い出をつくります。またそれと同時に、全身でその空間に身を投じ、何かに夢中になることで、得られる学びは、やはり書物やテレビでは獲得できない価値があるのではないでしょうか。
ただし、受験生ともなると、がらりと学びの質が変わってきます。いえ、もっともっと、ひと夏を無事越えることで、大人へと成長させてくれるに違いありません。おそらく、受験生にとって、人生の中で、最大限学びに没頭できる時期が、夏です。きっと一日一日が充実感と達成感で満たされていきながら、一つ一つ自分の目標への距離を埋めていきます。
そしていつか、大人になったときに、あの夏の学習が、自分の人生を切り返し、多くの学びを与えてくれたと思える日が来るはずです。何よりも、未来の自分の根として下支えとなる、決して揺らがない、この強い自信が、まさに、今これから、この夏に、育まれるものと信じます。