[2013年8月13日]
「暑い」という字を、こちらの「熱い」へ切り替えた方が正しいのではないかと思うくらいです。街を歩けば、日差しの熱と、アスファルトからのぼる熱に、全身が焼けてしまいそうです。
本日8月13日(火)も、全国的にとても暑く、昨日、観測史上最高の41℃を記録した高知県四万十市では、ついに4日連続の40℃以上の猛暑となりました。ご存知のとおり、都内でも連日の猛暑が続いています。いったんは昨夜、ゲリラ豪雨に見舞われて、地面の熱を押し下げたかと思うと、打って変わって、はたまたこの強い日差しです。
あまりにも常軌を逸した暑さとあって、これまでの経験値がかえって判断をにぶらせ、熱中症で運ばれるケースがあります。昔は暑さなど、我慢でしのいだというかたくなさや、冷房の風が苦手だから冷房はつけないという浅慮は、もはやこの異常なほどの気温の前では通用しません。
へたをすると、命を落としかねないので、日中の運動はよほどの工夫や計算がない限り、原則禁止にすべきでしょうが、どうも学校の部活動で臨機応変の判断ができていないようです。この夏、全国で、熱中症で搬送された件数は現段階で、昨年比30%増の4万人となっていますが、このところ連日、報道をみると、熱中症で何件搬送されたかを伝える事故件数の報告や、死亡の原因として、熱中症の疑いが強いという事件が際立ちます。
さて、本日もまた受験生対象の「入試演習・長時間特訓」が、姉妹塾西葛西校にて実施されました。本日で遠征5日目です。
朝の9時からスタートし、午後の3時にいったん、長時間特訓の授業時間は区切られますが、そこから居残り学習へ切り替えられます。教室の開講時刻の朝9時より始まり、教室がしまる夜の10時半まで、残って学習していく光景は、とても壮観です。
何よりも外の暑さからは避難するに限りますが、教室全体の空気が創る学習熱を利用しない手はありません。一人では困難なことかもしれませんが、見事なまでに一人一人の凛とした向上心がもっともっと相乗効果を高めます。こうした競い合い高め合いの精神が、どこまでも推進力を与えながら、その人間の学力を引っ張り上げ、何かに夢中になる精神の尊さにますます奮い立たせられます。