[2013年8月29日]
明らかに知能の問題ではなく、間違った学習の仕方によって、混乱をきたしていることがあります。
たとえば、英語です。頭から英語は難しいと思い込んで、中学から始まり、大学受験の頃になっても改善しない学生たちがこの日本に多いようです。
しかし、日本の試験制度はいわば英語偏重型で、とにもかくにも英語ができないと進学に支障をきたします。それに本当は最も得点化しやすいのは英語なので、英語を得意にしない手はありません。
第一英語は学問というほどのものではなく、ただのコミュニケーションツールです。他人とイマジネーションを共有するために、いちいち絵を描いて伝えることが煩わしいので、言語と言う記号を媒介しているにすぎません。何より相手との情報情報共有が目的ですから、言語と言う記号をとても使いやすく使っているにすぎません。
にもかかわらず、英語が難しいと思い込むことで、一向に改善のメドが立たない学生がこの国に多いのはなぜでしょう。
それは、日本語のせいです。どうしても使いなれた日本語が正しいと信じる一方、相いれない英語を目の敵のように扱いがちです。
また日本の英語教育は、英語を教えるというよりも、日本語もどきの英語を教えがちです。英語の配列はとても論理的で美しく、イマジネーションを喚起しやすいように並べているのに、これをこねくり回して、あいまいな日本語に仕立てて理解することが、学校の英語教育の現場で行われがちです。当然のことですが、世界的に見て、英語の熟達レベルが低くなるのも納得せずにはいられません。
いざ入試などに臨む際に、英語の長文の理解度は低く、したがって読解スピードも遅いはずです。もしも真の英語力獲得を目指すのでしたら、なすべきは二つです。
一つは日本語を正しいとする先入観を捨て、英語の言語としての機能性を理解することです。もうひとつは、英語を母国語にしている人とそうでない人との間にある考え方の差異を埋めることです。根本的な考え方の違いや文化の違いを知らずして、言葉だけで読みとることが難解な文章があることを知っておく必要があります。最低限の英語圏の教養を知らないと、本質的な理解に至らずに終わってしまいます。
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2主語と動詞の役割と英語の美しい配列(日本語との違いから英語理解を深めよう)
3単語の意味も大切だが、文構造上の働き、役割を知ろう
4leave take over at on in など、英単語の英語的イメージ記憶術
5英語的視点の切り替えについて
6文章は一点豪華主義。一本の軸となる主題(現代文との共通項)
7英単語、英文法忘れたときの、内容理解対処法