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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年9月12日]

市川市本八幡の進学塾:未来を信じ、学問を信じる場所 

 日本のことわざに、「来年のことを言うと鬼が笑う」という言葉があります。若者はあまり使わないでしょうが、「明日のことだって予測不可能なのに、ましてや一年先のことなど言い当てることができない」という意です。

 確かに、そのままズバリ未来を当てることなどできないでしょう。ひところ賑わせたノストラダムスの予言では、1999年に人類が滅亡するとのことでしたが、幸い人類は無事です。言うなれば、予言書など、世間を騒がせるだけでほとんど当たった試しがありません。

 もちろん私自身、予言者などではありませんが、ただ一つだけ、未来を予測する方法があります。

 有名な経営学の教科書「マネージメント」を著したピーター・ドラッカーはかく言います。

未来を予測する最善の方法は、未来を創造することだ。
The best way to predict the future is to create it.

 この手、この力で、今在る自分が、ただひたむきに将来像を描き、そうなりたいと信じる未来の自分の姿へ近づくならば、いくらでも未来は予測しえます。自分に強い意志があり、望みをかなえたいと歩み続けるなら、なりたい自分へと着実に進んでいきます。

 たとえ、未来を信じる心を、鬼が笑ったとしても、学問だけは裏切りません。いつだって、学問は人間を支え、人間の成長を促してくれます。未来予測を笑う日本の鬼など、逆に笑い飛ばしてしまうほど、絶大な力を持つのが、学問です。

 付け加えるなら、人が未来を信じ、学問を信じる場所こそが、叡智集まる教育の場です。本校西葛西校もまた、子供たちの未来へ、あふれる希望を届けるためにも、いつだって優れた学問を提供する場所でありたいと願います。