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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年9月16日]

市川市本八幡の進学塾:+20点とブレイクスルー

 当塾あっぷ指導会は、進学塾です。したがって成績向上へ注力することはもちろんのこととして、志望校合格を果たすことを目指します。

 当然、成績向上と志望校合格は、目的ではなく、飽くまでも手段です。この手段を最大限活用しながら、一つ一つの学びを、未来へ活躍する一点へつなげます。未来に活躍する人材を輩出してこそ、教育は責務を全うしたことになります

 しかしながら、一つ一つのプロセスをたどるなか、脳の中で細やかに思考回路が創られているのか──客観的判断が問われます。

 そのため、当塾あっぷ指導会では、成績向上プロジェクトを設け、+20点運動(もしも80点に達すると常時90点以上を目標とします)を展開します。そして、子供たちの学習へのモチベーションを増幅させるために、「成績表彰」を学期ごとに行っています。金賞、銀賞、銅賞の三賞を設定し、受賞者にはさらなる成績向上を期待し、図書券を進呈します。

 今回1学期の成績表彰につきましては、審査が待たれるところですが、成績伸び盛りの生徒ぞろいです。

 たとえば、英数社の受講3科目すべて、20点UPを達成した生徒がいます。とくに中3生なので、内申点に影響を与える時期ということもあり、このアドバンテージは相当味方になってくれるはずです。

 またVもぎの結果を見ると、7月から8月にかけて、5科偏差値で10UPを達成した中3生もおります。中でも数学の偏差値は15UP、理科の偏差値が14UPです。驚異の成績の伸び方を記録しています。

 二人とも、中3になり、受験生としての自覚を持ち、夏は「朝から学習(朝から自習室利用)」へ参加し、目下学校が始まってからは「午後から学習(学校が終わり次第自習室利用)」に集中してくれています。

 とにかく担任講師の学習アドバイスをしっかり受け、基本書とノートを上手に操り、集中力を持続させながら、丹念にひとつひとつ脳に思考回路をつくってきました。その成果が、すでに表れ、また結果が出ることで、それが自信となり、この成功体験をてことし、一層の成長を目指しています。

 実のところ、数値として成績が上がった事実も嬉しいことですが、それよりもずっと嬉しいのは、ブレイクスルーです。明らかに、今までとは異なり、学びへのモチベーションががらりと変わりました。今でこそ、ごく当たり前のように、自習室の利用度が高まり、夜遅くまで学習の作業に没頭していますが、くっきりと際立つ変化の兆しがありました。

 ある時から、自習室の利用時間が長くなり、決してやらされているというのではなく、主体的に学習するようになりました。それ以来、帰る間際には、いつも達成感を得た表情が印象的です。その目にはきらきらとした希望で満ちています。

 分析するに、学習のブレイクスルーに達した生徒の共通項は、発言の変化です。その子たちは、めんどうだとか、嫌いだとか、苦手だとかと呪いの呪文など唱えません。もしもできないとしたら、どうしたらできるようになるだろう、どうしたら解決できるだろうと、建設的思考の根が育っています。

 そして、着目すべきこととして、ファンタジーの世界に身を置かないことです。できない自分を偽って、できる自分を装うことはしません。常に、事実に向き合います。事実の世界の住人です。

 何ができて、何ができないか、明確に仕分けします。できないことについては克服のみに集中します。改善、解決へ夢中になることをとことんたのしみます。そして何よりも、できるようになったときの達成感に酔いしれることを知っています。

 ここまでくると、後は習慣化です。もしも学ぶことが辛く、いつか大人になったら一切勉強しなくてもよいと考えるピーターパン的幻想主義者だとしたら、その思想が一日一日続き、それがひと月たち、一年たったとき、どんな人間になるでしょう。一方で、人生は常に学びであり、学生時代を終えると実社会の中で、もっと魅力的な学びが待っていることに期待する人は、一日一日の学習の積み重ねの末に、どんな人へと変化しているでしょう。とどのつまり、変わらない現状維持者と、成長したいというイノベーターの差はどれほどの差を生み出すことでしょう。

 まさしく人生とは選択です。人生のターニングポイントでどの考えの道を選ぶかによって、その人の人生は、全く異なる光景となります。