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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年10月10日]

市川市本八幡の進学塾:師たる覚悟の時

 一度でも教育に魅了され、教育の道を志した者なら、決して独りよがりであってはなりません。偉そうに教育論を語っても、眼の前に誰もいないのなら、もはやその人は教師ではないでしょう。まさに独りよがりの教育者かぶれです。教育者になりきった気でいるだけです。生徒という存在がなければ、教師など存在しえません。

 慕い、信じる生徒がいることで、はじめて存在価値を持つのが、教師です。わが身に人生を託す者の真剣さを受けとめ、誠心誠意学習をサポートするのが教師の務めです。いつか世に優れた人材として送り出し、社会のリーダーとして活躍させるのが、教育者としての責務です

 心から教師として認め、その学習方針を信じてくれる生徒がいることは、とても幸せなことです。学習塾に身を置けば、そこには当たり前のように、生徒達がいると思ったら大間違いです。私どもが生徒を支えているように見えて、実は私ども教師が、生徒に支えられています。教師としての生き様をさらし、飽くなき学習技術を研鑽できるのも、子供たちが我々を必要としてくれるからです

 

 だから教師たる者、覚悟がなくてはなりません。一度でも師弟の間柄となったなら、生涯、師です。
 いつか、教え子は人生の岐路に立ち、社会へと出ていく日がくるかもしれません。それでも、その晴れて旅立つ日以降も、教師であるという精神を殺してはなりません。彼らが何かに困ったときに、いつだって的確な答えを出せる人間であるように、自ら成長しなくてはなりません。

 いつまでも師であり続けるには、成長する教え子よりも成長力ある人間であることです。年をとると人は肉体的に衰えるかもしれませんが、精神だけは衰えさせてはなりません。経験と技術を駆使することで、会社の経営者や政治家なら60歳を過ぎてもなお、成長を続けるものです。本当に教え子を思うなら、いつまでも「師と認めたい」と願う教え子を裏切らないことです。

 まさに今、受験期にあります。

 一生涯、愛弟子を支える、師としての長期的覚悟をもって、この受験期を、全力でサポートしていきます。前年受験期のサポート力を超えるかどうか、私ども教師たちの成長力が今試されています

 

 もしも生徒に非力さを感じるとしたら、教師の非力さが災いしているからです。もしも生徒にぐんと学力を伸ばす力があるのなら、その成長する力から我々は多くを学ばなくてはなりません。そうやって、生徒の力を借り、彼らから学習のヒントを得ることで、本校本八幡校は、教室力を得てきたのだと信じます。

 そして、本年度もまた──子供たちを信じ、本八幡教室スタッフを信じます。