[2013年10月18日]
かつて、こんな人物がいました。幼少期には4歳まで話すことができず、成人になると、チューリヒ工科大学での研究者の道が閉ざされ、仕方なく特許局の事務員をすることになります。
その人こそ、アルバート・アインシュタインです。アインシュタインは、一般相対性理論の発表により、物理学の当時の常識をことごとく覆してしまいました。
またかつて、こんな人物がいました。会社を興しては倒産を繰り返し、トータルで5度の破産を経験します。
その人こそ、ヘンリー・フォードです。フォードは、フォードモーターを創設し、ライン生産方式を取り入れたことで、世界の産業に大革命をもたらしました。
さらにはかつて、こんな人物がいました。父親はアルコール中毒にかかり、母親は精神へ異常をきたし、施設へ収監されてしまいます。行き場なく、孤児院や貧民院を転々としながらどうにか生きていきます。
その人こそ、チャールズ・チャップリンです。映画界に不滅の金字塔を打ち立てた世界一の喜劇王です。
凡人と偉人との違いは、その成し遂げた成果にあるというよりは、チャレンジと失敗の数にあります。
そう解釈した方が、私にはロマンが感じられます。大きな活力を与えられる気持ちにもなります。今すぐ本気になって何かへ夢中になりたくなります。生きている充実感がここにあります。
私は、チャレンジと失敗がその人間を創る──と信じます。
だから、当塾あっぷ指導会は「あっぷチャレンジ!」を推進します。いつか社会へ出て活躍するその一点のために、失敗を恐れぬチャレンジ精神と、失敗から学ぶ旺盛な向学心を──