[2013年10月25日]
一度でも思い切り何かに挑戦してみて、仮に好ましい結果を得られなかった時、果たしてその人間はどんな道を選ぶでしょう。
自暴自棄となり、すべてが投げやりになる人もいるかもしれません。ひょっとすると、一度の失敗であきらめ、また別の道を模索するかもしれません。
天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた映画「ビューティフル・マインド」にこんなセリフがあります。
My odds of success dramatically improve with each attempt.
「試みを繰り返すたびに成功の確率は劇的に上昇する」
数学的な見方をすれば、試みれば試みるほど、成功の確率を飛躍的に上げることができるので、一度や二度の失敗に対してくよくよすることは馬鹿げています。悲観的に考えるよりも一層成功に近づけたと前向きにとらえ、次なる挑戦に全力で臨んだ方が、よりよい人生を歩めそうです。
学生ならば、試験という関門から到底逃げることはできませんが、成功を得たいと望むのなら、全力で挑戦を続けるべきです。努力虚しく一度や二度失敗したとしても、学習への試みを継続させるなら、成功の確率は劇的に向上するはずです。