[2013年11月6日]
いよいよ日本の大学入試制度が大きく転換期を迎えます。
知識重視型から、人物重視の総合力型の方針へ切り替えるそうですが、まさにビッグサプライズは、センター試験の廃止です。
まだ仮称ですが、達成度テストなるものに生まれ変わります。
そもそも安倍総理肝入りで創設されたのが、教育再生実行会議であり、10月31日時点で、この会議にて提言がまとめられました。今回の提言では、骨格づくりまでで、具体案はこれから詰められるようですが、何にしても、センター試験は廃止されます。新制度が開始されるのは、現中学一年生か、現小学6年生のどちらかです。
そうすると、今小学生であるなら、旧制度に合わせた学習への取り組みを見直し、完全に新制度の対応にシフトチェンジする必要があります。
いわずもがな、日本の昔ながらの教育制度が基準だった時代は終わりであって、教育イノベーションの黎明期に入ります。
当然といえば当然ですが、どれほど世界の産業が変化したかを考えるなら、これに合わせ、人材の供給法も形を変える以外にありません。その意味で、日本の大学入試制度改革は遅いくらいですが、さあ、ようやく船出です。