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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年11月11日]

市川市本八幡の進学塾:学問はトマトではない

 とても残念なことに、学校に通う日本の子供たちは、学問を、野菜にたとえるなら、トマト、ピーマン、にんじんのように思いがちです

 学問という言葉を聞いただけで、それこそ、にんじんを見ただけで逃げてしまうように、嫌悪感丸出しにしてしまう例は、決して珍しくありません。

 彼らの心理に立てば、まず嫌い、まず苦手と思い込みます。しかし、ものすごく栄養価が高いので、食べなければいけないことはよくわかっているのですが、どうしても二の足を踏みがちです。

 先生もまた、おそらく自分自身もまた子供の時代に同じ過程を歩んだのでしょう。自分も嫌い、子供たちも嫌い、けれども、栄養価が高いことはよく知っているので、どうしても食べさせたいと、子供たちに我慢を強いるわけです。

 しかし、これって本当に、この学校教育の学問は、真の学問と呼べるものなのでしょうか

 

 私は、学問を食べ物に見立てるなら、大トロのマグロ寿司や松坂牛のステーキなどはるかに超えていると思います。

 実際に、世の中のあっと驚く仕組みを知る機会があるなら、そちらを優先にして、寿司屋の予約などキャンセルしてしまいたい気持ちになります。

 人間の脳が、「なるほど!」と納得する瞬間ほど、至福の時間はありません。高級寿司のうまさなど比較になりません。

 また学問は感動を与えるだけではなく、これを脳に吸収し、脳の回路に組み込まれることで、膨大なエネルギーを生み出します。社会に出た時、学問によって育まれた脳の思考力が、圧倒的に生きる力を与えてくれます

 しかも学問には全く副作用がありません。おいしい食事をとりすぎたら、肥満、糖尿病などリスクが伴いますが、学問はマイナスをもたらすことがないという意味でも、本当に優れています。

 ただ問題は、学問に対してのアプローチの仕方です。学問への魅力をまず知ることから始めなければなりませんが、要するに学習塾の腕が存分に試されるところです

 学びが我慢ではなく、学ぶことが至福だと上手に認識を切り替えることができたなら、これほど多大に人生の価値を引き上げることはありません。

 やや本校の宣伝に傾き、おそれいりますが、ただ今、各種、体験授業を実施しております。この機会に、学問への考え方をふり幅大きく変えてみませんか。自分の世界観そのものを躍動的に広げてくれるのが、まさに「学ぶという行為」の真骨頂です。