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個別・少人数集団の塾「あっぷ指導会」
船堀校(あっぷ船堀)

[2013年12月10日]

市川市本八幡の進学塾:「もうこんな自分は嫌だ!」

 良くも悪くも、若いエネルギーは、途轍もない爆発力を生み出します。あり余ったエネルギーを無為に放電するのはもったいない話ですし、ともすると、ネガティブな方向へ放つことで、誰かを傷つけるだけで破滅へと収束します。
 
 もしも何かに不満をぶつけたいと思うなら、ののしるべき対象を見つけるよりも、自分をじっくり見つめることです。

 今日一日ではなく、せめて一年を見つめてみるとしましょう。この一年、自分の何が変化し、どれほど成長できたかどうか。もしもその問いへの答えがぶれてしまうなら、ののしるべき対象を、自分の過去へぶつけることです。多くの場合、うまくいかないと、別の何かの客体へなすりつけたくなりますが、問題の本質は、えてして自分という主体にあります。

「もうこんな自分は嫌だ!」
と悶えるくらいに嫌悪感をむき出し、きっぱりと過去へ見切りをつけることです。切れ味鋭く過去と決別することができれば、時間軸上、今と未来に生き、興味の中心は、自分の今と、自分のかけがえのない未来をつなげることに集中します。

 本当に自分がやりたいことを見つけ、本気になってその一点へ打ち込むなら、他人のことなどどうでもよくなります。こうなりたという自分を見つけ、そんな憧れるべき未来の姿の自分になるために大いに工夫を凝らすとしましょう。

 すると、膨大な若いエネルギーは不完全燃焼することなく見事に美しく発火し、なりたい自分に少しずつ近づきます。そのリアルな歩みを実感できるなら、こんなにワクワク胸躍ることはないはずです。

 もちろん、学生の本分とは学業にあるので、しっかりと学びを主軸とし、若いエネルギーを効果的に消費させることで、思う存分学問の魅力を知ってほしいと願います。