[2013年12月20日]
たとえば、風邪をひいている人に、ある薬が偽薬だとしても、この薬は効くと思い込ませると、病状の改善が見られます。
こうした心理的な作用をプラシーボ(偽薬)効果といいます。根拠がなくても何事も信じてみることで、一定の効果を発揮することは、何も偽薬に限ったことではありません。
学習においてもまずは自分を信じることです。
ただし当然のことですが、信じているだけであぐらをかいていては何も獲得できません。
天は自ら助くる者を助く(Heaven helps those who help themselves.)という言葉がありますが、努力がなければ報われません。
目標を立て、それが絶対に達成できると信じ、克己の心をもって学習に精進することです。弱い自分に打ち克つしかありません。