[2013年12月24日]
儒教の経典のひとつに、礼記という書物があります。
この書の成立については、いくつか説があり正確なことはわかっておりませんが、古代に作成されたものでありながら、我々現代人にも学ぶべき箴言が随所で見られます。
そのひとつに、「玉琢(みが)かざれば器を成さず」という言葉があります。
意味はこうです。
「どんなに優れた人であっても、学問をきちんと修めなければ、立派な活躍を遂げることはない」
同じ意味を持つ言葉には、「玉みがかざれば光なし」、「瑠璃の光も磨きから」などがあります。
磨きに磨いているといえば、当校の受験生たちです。本日も遅くまで教室に残り、学習に注力していました。
すでにその姿は光り輝いているようにこの眼には映りますが、きっとさらに磨きをかけ、まばゆいばかりの学力を獲得するはずです。