[2015年7月5日]
学習塾「あっぷ指導会船堀校」の大波多です。
中島敦が書いた「山月記」。
昨日の授業でこの内容を扱っていました!
懐かしいですね。
思わずネットで再度読んでしまいました。
この話の教訓は何でしょうか?
「自分は特別だと信じる人は虎になる。」
自分の意思を持って行動することは非常に大切なことです。
しかし、それが正しいことなのかをその都度確認することも大切なの
ではないでしょうか?
李徴(りちょう)は、自分が特別であることを自負し、他人との
コミュニケーションをとりませんでした。
そして、それ以上の努力をしませんでした。
結果、彼は虎になってしまったのです。
虎になってはじめて、自分の思い込みを恥じましたが、
もう人間には戻れませんでした。
新卒の社会人が、会社になじめず、1年もしないうちに退職してしまう
人が多い世の中になってきました。
有名大学を卒業することは、自分にとっても自信になりますし、
大学で知識をつけることも大切です。
しかし、人とのコミュニケーションをとることができなければ、
その組織にはいられません。
努力というのは、「大学に合格したから終わり」ではないのです。
李徴(りちょう)と同じように、自分がやることは絶対的に正しいと
信じて他人の言葉に耳を貸さないと、組織の人間として仕事を
することができません。
努力や勉強は、卒業をしても続きます。
おそらく、一生続くでしょう。
しかし、その努力や勉強を続けることで、自分自身を高めることができ、
人と一緒に成長していけるのではないでしょうか?
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