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ITTO個別指導学院
久喜東口大通り校

[2014年8月26日]

まもなく9月です!効率学習を実行しよう^_^

まもなく夏休みが終わろうとしています。

夏休み前は、夏休みが待ち遠しい気持ちでいっぱいでしたが、実際に夏休みに入ったら、なんて短いものなのか!?と、時の移り変わりのはやさに驚いている方は、正直多いのではないでしょうか?

“時間を大切に・・・”当たり前のことですが、“時間”は皆平等に与えられています。その与えられた時間を『どのように過ごしてきたか?』によって、一つ一つの物事の結果が良くも悪くもかわってきます。



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 これから現学年総括の後半戦にはいります。特に受験生は、あとあと後悔しないためにも“時間を大切に”してほしいと思います。

受験生にとって、残された時間はどんどん減っていきます。
そのような中で少しでも勉強時間を確保したいところですが,人間に与えられた時間は平等に1日24時間!
ところが,天は不平等なもので,例えば睡眠時間を8時間必要とする人間と5時間でよい人間をつくったのです。
後者に生まれれば,前者よりも3時間余分に勉強できるわけです。
では,前者はどうすればよいか?
その分,単位時間あたりの学習量を増やすしかないわけです。
つまり学習効率を上げなくてはいけないわけです。

しかし効率を上げる何かすごい裏ワザがあるかというとそう簡単には見つからないのが現実です。(⇒誰でも簡単に裏ワザが見つけることができたら、誰もお勉強で苦労しません!)

たとえば,知らない単語の辞書を引くとします。
ところが,1つの文に3つも4つも知らない単語があれば,辞書を引く時間だけで大半を費やしてしまいます。
だから,追い込みの秋以降このようにならないように,日頃の英語の授業の時には辞書を活用し、コツコツと単語を調べ、少しでも単語力、語彙力を身に着ける練習をしてもらっている訳です。 (☞当教室の『英語』の授業には、必ず辞書持参です!)

そうすることで追い込みの秋以降、演習の効率が格段によくなっているはずです。
このように,勉強をすればするほど効率は良くなっていくわけです。

さらに,これからは,知識と知識をつなげていく作業に入ります。
単独の知識をとりあえず覚えていくのがこの夏まで,秋以降はそれらを意識的に関係づけていく
わけです。
例えば、Aという知識とBという知識があったとします。
その関係を意識することで,AとBの間に存在するものを理解することができるようになるわけです。

では、社会・中学地理ではどうか?

入試でよく問われる分野に気候があります。日本の気候区分の中で、出題頻度の高いものに「日本海側の気候」があります。

この「日本海側の気候」の特徴は、冬の降水量(降水量は雪も含まれます)が、他の気候と比較してもダントツに多いということです。(この特徴だけを、丸暗記してもあまり意味がありません。)

では「なんで冬に降水量が多いの?」

ここで必要になってくる知識の断片が、理科の知識。
覚えていますか?冬型の代表的な気圧配置のことを・・・。そうです『西高東低』です。

つまり冬になると、気圧の高い西側から、気圧の低い東側に風が吹くようになります。これが『季節風』です。

冬になると遠く北方から、おなか一杯に“しめった雪”を抱え込んだ雲が、この『季節風』に乗って流れてきます。そのためたらふく“しめった雪”を抱え込んでいるおでぶちゃん雲なので、空高く飛べない雲になっているわけです。(☞まるで私のよう!)だから冬の雲のじゅうたんは、夏よりも低いのです。

結果、日本海側(西側)から太平洋側(東側)に抜ける際に、越後山脈のような高い山々の山腹にあたり雪だけを日本海側に、ぶちまくような格好になって、大雪を降らすという流れになるわけです。

しめった大雪を日本海側にもたらし、身軽になった雲は、季節風に乗って太平洋側へ・・・。つまり太平洋側は、乾燥しやすい冬になるわけです。

何気なく覚えた『西高東低』を絡めることによって、単なる暗記ではなく、理屈で理解できるので忘れにくくなるのです。

正直ほかの教科、単元も、同じように互いに関連し合っているわけです。

日々の学習活動の中で、つい好きな教科に時間を傾けがちになりますが、そうでない教科にも力を入れることにも意識していきましょう!


すべての教科を単独でみるよりも、総合的な見方ができたら、いろいろな角度から問題をひも解くことができるようになり、きっとお勉強をしていても楽しく感じてくることでしょう。

☆受験生頑張れ!ITTO生頑張れ!☆

頑張る君たちを応援します。講師一同