[2014年11月7日]
平成26年も残すところあと2ヶ月となりました。年が明けると同時に高校入試では栃木私立高校、そして1月22日には埼玉私立高校入試が解禁日を迎えます。その後僅かながらの期間を置いて、3月初頭には公立高校入試が行われます。本当に一瞬のうちに過ぎていくので、それまでの残された期間を、特に年内この2ヶ月間に悔いの残らない勉強をして欲しいと思います。
ほとんどの塾では、「□□入試まであと○○日!」みたいな掲示をしていると思います。それで見ると今日から埼玉公立高校入試まであと115日です。「まだそんなにあるの?」と感じる人は、これが「16週間」であることを意識してくださいね。一日24時間あるとしても8時間睡眠、通常時であれば学校に拘束される時間が9時間、食事やお風呂、息抜きの時間を考えて3時間!ということは一日で確保できる学習時間は4時間!で…、4時間×115日=460時間。460時間÷24時間=19日!わかりますか?残された時間は、正味19日しかないということです。すでに20日を切っているのです!まだ115日あると思って、油断している中3生がいたとしたら危険信号です!ドキッとしませんか?
まだ3月まで日にちがあるように思うかもしれません。しかし今のこの時期に学校でやっている勉強が、入試にはよく出題されます。学校で学んだことをきちんと問題で答えられるかどうか…。これにはある程度の訓練が必要になるので、やはり時間を必要とします。でも限られた時間を、今学校で学んでいるところばかりにすべてを充てるわけにはいきません。それをカバーするのが『集中力』です。『集中力』を高めることで、短い時間で理解を深めることができるはずです。
ではどのようにして『集中力』を高めるのか?単純です。しっかりとした目標を持つことです。つまり誰にも譲ることのできない『絶対的志望校』を持つことです。(ここがだめなら、ここ…みたいな逃げ道をかざしている生徒には難しいと思いますが。)『絶対ここしかないんだ!』と熱く強く語れる生徒は、この厳しい難局を乗り越えてくれることでしょう。毎年そのようなITTO生を見ているのでよくわかります。
厳しいと思うかもしれませんが、それが受験であり、生徒はそれを選んだのです。選んだからにはしっかりと対策をし、無事にこの壁を乗り越えて欲しいと思います。(当教室では面接指導もしっかりさせていただきます。手前味噌にはなりますが、面接対策には自信があります!)
ということでうちの塾生も、またそうでない全国の受験生も、一人でも多く成果を出して欲しいと願っています。 教室長