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ITTO個別指導学院
久喜西口中央校

[2016年6月2日]

(私立)開智未来中学高校を訪ねて

img1 授業風景 

img3 本質の授業 img4 学校案内

 昨日6月1日(水)に、(私立)開智未来中学・高校(以下同校)にて「塾対象入試説明会」が行われましたので、概略をお伝えいたします。 ➡ここでは「高等部」について記載させていただきます。

 同校は、岩槻にある開智学園の姉妹校です。中学、高校6学年の生徒が「学びの場」として、埼玉県内はもとより隣接県からも多くの生徒が通学してきております。

 姉妹校の開智小学校・中学校・高等学校が、中学校からの入学者を高校では中高一貫部に、高校からの入学者を高等部に分けていることに倣い、未来でも、中学入学組と高校入学組の生徒が高校で同じクラスになることは基本的にはありませんが、課外活動やクラブ活動、学校行事などは共同で行うようになっているようです。  

 学習面では、週1時間、関根校長による「哲学」の授業が行われるのも大きな特色といえるでしょう。また、情報教育も重要と考えPC環境が整備されており、正しいネット社会とのかかわり方も教育しているようです。

 今春の大学入試結果(3期生:81名卒)では、3期生にして早くも2年連続東京大学現役合格者を輩出し、国公立大学への進学者が卒業生のなんと37%という驚異的な進学実績を出すことができたようです。その他難関、著名大学へも多数合格者を輩出できたようです。今後も注目したいところです。

 来春の同校入試は、1/22(日)から三回受験機会を設けるようです。来春入試の同校の入試基準については、正式には今後発表される予定ですが、今伸び盛りの同校です。上昇すると読んでいた方が良いと思われます。
 また英検、漢検、数検の準2級以上取得者、生徒会役員等で優遇があるようです。その他内申点による基準も設けられておりますので、当塾生のご家庭で詳細をお知りになりたい方は、いつでも教室担当者までお問い合わせください。

 同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。  

 “公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。

 将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。 教室長