[2016年9月8日]
昨日、開智中学・高校(さいたま市岩槻区、以下同校)にて、塾対象入試説明会が行われましたで、概略をお伝えさせていただきます。本日は、高等部についてのご紹介となります。
? 校訓
同校は、『自立、創造、公正の』3つの柱を校訓として国際社会に貢献するリーダーの育成を目指している埼玉有数の普通科進学校です。そのため放課後の補習をいくつ講座を取っても教材費以外には費用がかからず、季節講習も低額で受けられるというメリットがあります。そのため、生徒たちは自分たちの将来の夢の実現に向け、思う存分勉強にむきあうことのできる環境となっております。
ちなみに同校の名誉学園長は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大村 智先生(北里大学特別名誉教授)です。
? 学校生活
生活面では、既存の部活動の他にサークルを創り、活動することが可能です。また学校行事を生徒が自ら企画、運営をすることや、去年は生徒発案で校則の一部を変更するなど、生徒達が主体となって自由に生活できる自由な校風となっております。
学習面では、Tコース、Sコース、Dコースに分かれております。Tコースでは、東大や医学部入学を目指すための最高水準の授業が学べます。Sコースでは、難関国公立大学を目指しながら難関私立大学受験の対策授業が学べます。Dコースでは、3年次に多くの選択科目が用意されているので、国公立入試対策だけでなく、私立大学入試に特化した受験準備を行うことが可能となります。また、進級とともにコースを変更することが可能となっております。
? 今春の大学合格実績
全体として例年通りの力強い実績を出すことができております。なお実績は、「高等部」だけの実績で「一貫部」のものは含まれておりません。高等部の卒業生は179名。実績は延べ人数。
【国公立大学】
東大、北海道大学、筑波大学、千葉大学、埼玉大学など49名合格。
【私立大学】
早慶上理79名、GMARCH146名、その他有名私大305名合格。
? 来春の同校入試について
来春入試は、単願、併願ともに1/22(日)〜1/24(火)の三回受験機会を設けております。特待制度につきましては、学納金に対しての補助制度である1号特待、授業料に対しての補助制度である2号特待、入学金に対しての補助制度である準特待というものがあります。
来春の入試についての詳細は、ここでは省かせていただきます。ただ一つ言えることは、早い段階から検定試験に取り組み、「英検」「数検」「漢検」の必要級を取得していることで、あとあと笑顔になれる可能性がより高くなることが言えるでしょう。
☞ 当教室は『英検』『数検』『漢検』等の公的検定試験の公認準会場に指定されております。ITTO生諸君は、いつもの教室で安心して受検することができます。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内および隣接県私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。
将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。
なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。