[2017年5月12日]
本日は、國學院栃木高校(栃木市/以下同校)の塾対象入試等説明会がありましたので、概略をご紹介させていただきます。。※併設の「中学」についてはここでは割愛させていただきます。
? 自然豊かな環境で人材(人財)育成を実践!
同校は緑豊かな自然環境に恵まれた穏やかな立地で、そのためおちついた学校生活が送れるようになっています。「たくましく・直く・明るく・さわやかに」の校訓のもと、勉強ばかりに偏った教育をせず、頭・心・体の三つの力をバランスよく鍛えるために、四つの柱に基づいて教育をしています。※個人的な感想として、「人をそだてているなぁ」といつも感心してしまいます。在校生の保護者様のご職業で一番多いのが、教育関係者だというのも理解できます。
コース編成は、普通科5コース。将来の自己実現のために、選べる5コースになっています。どのコースも学びを通し「学力向上」「自己実現」「国際理解」「感動体験」ができるようになっています。
駅前の学園教育センター 〜電車の時間ぎりぎりまで自習が可能〜
そのような同校は、久喜・幸手地区からも毎年多くの受験生が挑戦しています。電車通学が前提になりますが、そのような生徒に喜ばれているのが、栃木駅北口徒歩1分にある同校の教育センター。
同センター内には自習コーナーがあり、月曜〜金曜は午後8時30分、土曜は午後6時まで利用でき、疑問や質問に教員が対応してくれています。
近年では更なる進学実績の積み上げは勿論のこと、國學院大學(東京都渋谷区)の系列校という強みを生かし、同大学への内部進学もしっかりとできる栃木県有数の進学校になっております。高大連携授業も系列校ならではのプログラムで、気張らず自然体で大学生活に合流できる仕組みも充実しているようです。
高大連携授業
國學院大學
とかく同校は文系のイメージが強いですが、文理バランスのとれた教育がしっかりと施され、むしろ最近では理系に進学する生徒の割合が増えてきているようです。
?部活動も頑張っています!
同校は、部活動も盛んで、ラグビー部、柔道部、陸上競技部、バレーボール部、なぎなた部、ハンドボール部が全国大会に出場しております。また、女子ラグビー部は、今年4月の全国高校選抜女子大会(7人制)で初優勝をしました。文化部では、書道部が数々の表彰を受けており、非常に人気となっています。
?今春の大学合格実績!
今春は、国公立大学53名(うち東京大学1名)、國學院大學を除く私立大学397名(うち早慶上理13名、GMARCH43名)、國學院大學132名が合格となったようで、例年同様しっかりとした合格実績を出すことができたようです。
?来春入試について
さて今年度の同校の入試についてお伝えさせていただきます。入試の概要は、7月以降に正式に公表されますので、それまでしばらくお待ちください。
?最後に・・・。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。 教室長