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ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2017年7月7日]

(私立)春日部共栄高校を訪ねて。

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 本日は、春日部共栄高校(春日部市/以下同校)にて塾向け説明会がありましたので、概略をお伝えさせていただきます。 ※ここでは併設の「中学」については割愛させていただきます。


 同校の最寄駅の春日部駅からは、無料のスクールバスが発着しており、所要時間は片道約10分となっています。

 同校も他校私立同様、しっかりと『文武両道』を実践。何事にも手を抜かず最後までやり遂げる、活気に溢れる校風となっています。


(1)独自のコース制で難関大学合格を目指す!

 同校1年次は、普通科3コースで構成されています。選抜コース、特進コースE系、特進コースS系の3コース。

 全コースで月曜7限授業開講。常に「1国立、2早稲田合格!」を意識したカリキュラムになっています。それだけに、日頃から勉強に対し、真摯に向き合える姿勢ができていないといけません。真正面から勉強に向き合えられる人にとっては、選択肢に入ってくる学校のひとつかと思います。
 
 同校と言えば、埼玉を代表する進学校の一角。大学入試センター試験は全員受験、「第一志望は譲らない」という方針が、国公立大、私立難関大とも高い現役合格率を実現しています。

 近年では、東大・京大をはじめ多くの難関国公立大学に合格者を輩出。私立大学では早慶を中心とする首都圏主要大学を中心に毎年1,000名以上の合格者を輩出できているようです。

 同校は今春、国公立大学57名。早慶上理46名。GMARCH171名。医歯薬系38名。また海外への主要大学への進学者も出ております。


(2)当然『文武両道』を実践!

img4 強豪野球部!

 同校の多くの部活動が、世界大会、全国大会に出場しており、いろいろな切り口からの活躍が目立っています。

 例えば、吹奏楽部は5年連続全日本吹奏楽コンクール出場。 水泳部はインターハイの学校対抗で女子が準優勝。パワーリフティング部は世界大会にも出場致しました。もちろん野球部の実績は周知のとおりです。 

 卒業生の多くが様々な分野で世界の舞台で活躍されているのも同校の魅力のひとつです。


(3)トピック

〈1〉今春より春日部駅西口スクールバス乗り場から徒歩1分のところに、学習センターを開設。夜21時まで、同校教員も常駐。自習を思う存分できる環境が整っているようです。

〈2〉新たに至誠館が完成。これは体育館です。文武両道に更に磨きがかかりそうです。

img2 至誠館


〈3〉同校では2020年大学入試改革にむけて、今春より今まで以上に英検への積極的な取り組みに力を入れているようです。読み・書く・聴く・話す(活用できる)の四技能の強化を目指す。

img3 授業風景

〈4〉上記〈3〉に関連して、今後は英語がとても重要になってきます。そのようなことから、来春の同校の入試において変更点があります。
 
 それは英語にリスニング試験を導入することになりました。日頃から英検などに挑戦し、リスニングになれておくことが大切です。

 各種検定の優遇もありますので、積極的な検定取得を日頃から心がけておきたいものです。


(4)最後に…。     

 同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。      

 “公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。    

 将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。     

 なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。 教室長