[2017年10月14日]
昨日、足利工業大学附属高校(栃木県足利市、以下同校)の塾対象入試説明会が行われましたので概略をお伝えさせていただきます。(来年度から足利大学付属高校へと名称変更)
? 来春足利大学附属高校に校名変更で、さらに飛躍へ!
同校の親大学である足利工業大学が、来年度から足利大学に校名変更するにあたり、同校も校名変更を行うことになりました。
同校の長い歴史の中で『工業』という二文字が消えることは、なんとも感慨深いものがありますが、工業分野だけに偏らず幅広い分野で活躍できる人材をこれからも育成しつつ、学校としても大いに発展、飛躍していくのではないかと思います。
? 実学に強い同校!
同校の設置クラスは、普通科、工業科、自動車科、情報処理科があります。普通科には特進コースとフロンティアコースの2コースがあり、工業科は、2年次から機械科、電気科、建築科の3つのコースから選択、そして情報処理科も2年次から会計ビジネスコースと情報システムコースの2つから選択することができます。
授業風景 ?
授業風景 ?
同校は、学科を問わず進路決定に大きく活きる資格習得を目指す生徒が多くいます。幅広い知識、技術、技能を身に付け、資格試験に挑戦し、一度習得した資格は生涯有効なものが多いため、就職に大いに役立ちます。また、国家資格である危険物取扱者を取得するとこもできます。
? 大学合格実績も上向きです!
それでは、同校の今春の大学合格実績についてご紹介させていただきます。
昨年度の足利工業大学工学部への内部進学合格者は49名で、その内訳は、機械分野15名、電気・電子分野13名、システム情報分野15名、建築・土木分野が6名合格となっているようです。
また足利工業大学看護学部には3名合格、また姉妹校の足利短期大学こども学科の合格は3名となっているようです。
足利工業大学への進学以外では、35校の大学への合格者を出しており、群馬大学や埼玉県立大学、神奈川工科大学など、様々です。
大学進学以外の進路の大半は、高校生活で身に付けた知識や取得した資格を活かすために企業に就職をしています。
? 来春の入試について
まず、試験科目については、
【第1回 学業特待単願入試】
国語・数学・英語の3教科と個人面接があります。問題形式は記述式で、3教科すべてが基礎・基本問題が出題されるようです。
【第2回の学業特待併願入試】
国語・数学・英語・社会・理科の5教科で、問題形式は記述式で、英語は10分程度のリスニングがあります。基礎・基本問題から発展問題まで幅広く出題されるようです。
【第3回の併願入試】
国語・数学・英語の3教科と個人面接があります。問題形式は記述式で、基礎・基本問題が出され、公立高校が出題しているような内容の問題となっているようです。
同校は、試験結果はもちろん合格判定基準に含まれますが、そのほかにも中学校からの調査書、試験中の態度や面接の結果でも判断され、試験の最後の最後まであきらめずにしっかりと取り組んでいるかなど人柄も重視されます。
? アクセス
久喜幸手からもしっかり通えます。
なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。 教室長