[2020年8月6日]
いよいよ令和3年度大学共通テスト試験日まで、本日で残すところ162日になりました。受験生のみなさんにとっては、この残されている日数を見て、どのように思い、どのように感じているでしょうか?
あと○日しかない!と思うのか、それともまだ○日もある!と思うのか…。
ひょっとすると、ほんのちょっとの思いや感じ方、受け留め方の違いによって、日々の行動や考え方にもちょっとした「差」が生まれてくることもよくあります。それが日々のことですので、本番までには厚みを増して大きな「差」となり、ドラマが生まれるのではないかと思うのです。
この考えは、当然ながら大学受験に限ったことではありません。
中学や高校受験も然り。
誰もが後悔はしたくはありません。今できること、今しっかりやっていくことが大切ですね。
👈 共通テスト日程詳細
さて前置きが長くなりましたが、いよいよ始まる大学入試共通テストについてのお話をさせていただきます。
共通テストは、従来のセンター試験を踏襲します。出題傾向としてセンター試験よりも思考力や判断力を測るための問題が増える見通しですが、「高校で学習した内容の確認」が土台となるため、基礎・基本を疎かにしないことは今までと変わらず重要になってきます。
それでは従来の大学入試センター試験と新たにスタートする大学共通テストとの違いについて、ざっくりとまとめてみました。大きな違いは「英語」ですね。
旧:【大学入試センター試験】
・1月13日以降の土日2日間
・全てマーク式
・6教科30科目
・全て点数で評価
・英語は筆記とリスニング
新:【大学入学共通テスト】
・1月13日以降の土日2日間
・全てマーク式
・6教科30科目
・全て点数で評価
・英語はリーディングとリスニング
そして、何かと人気の首都圏私大…。
来年も今年以上に、首都圏私立大学入試ではかなり難化が進むと予想されています。これは今後も続くと思われます。もはや首都圏の私立大学には、Fラン大学というものは一切存在しなくなりました。(Fランの意味がわからなければ、ネットで調べてください。)
大学入試は、高校入試の数倍も厳しく大変です。2〜3年前に合格した先輩たちの話は、もはや化石化し、ほとんど参考にならなくなるほど状況が一変してきています。それが現在の大学入試そのものの難しさを物語っていることにもなります。
※※※その難化する入試に備え、アドバイスをいくつか…。※※※
・早めに受験校の優先順位を決めよう!(受験しなくても同一試験日の他大学の入試日程も重要な要素になります。人の流れを読むことが大切です。)
・前期日程・中期日程・後期日程と後になればなるほど、厳しさは増すばかり。苦しさ倍増、可能性半減になりかねません。前期日程に集中するなど、戦略的・計画的な入試日程を組んでいきましょう!
☞ 受験戦線は長く戦うものではありません。一春(ひとはる)で決着をつけるようにしよう。二春(ふたはる)まで伸ばしても、難化が進み、もはや持久戦になってしまいがちです。戦略的・計画的に攻めていきましょう!
・模擬試験の結果(判定)が悪かったとしても、反省はしつつ決してあきらめはいけいこと。逆転合格はいくらでもあります。
・時間を大切につかおう。時間は公平に与えられています。今更のお話です。時間の無駄遣いはなくしましょう。
・ITTO生諸君については、困ったら教室長、担当講師に相談すること。アドバイス・お悩み相談などがあれば、いつでも声をかけてきてくださいね。君たちを全力でバックアップするので安心してください。※※※当塾の自慢のところです!(^▽^)/※※※
本格的な夏を迎え、この夏が大きな勝負どころになってきます。
あとあとを後悔しないためにも、受験生の皆さんがんばってください。応援しています。
※※※番外編※※※
◎高1・(まだ可能性がある)高2のみなさんに一言・・・。
一番ありがたく、最も有利なのが指定校推薦入試です。自分自身が納得して進学できそうな大学や学部から、今在籍している高校に指定校推薦枠をいただいているのであれば、最大限活用すべきではないでしょうか。指定校推薦試験と一般試験とでは、難易度が雲泥の差になることが一般的です。一般試験で受験する平均受験校数は10校、11校とも言われています。それだけに昔(4〜5年前)と比べることはナンセンスですね。
例えば日東駒専レベルでは、一般試験がかなり難化してきているので、ここを狙うのであれば早めに指定校狙いに切り替えることが得策かもしれません。
その場合、常に学校の評定基準をクリアしていくように心がけていく必要があります。また可能であれば、高校では完全皆勤を狙っていきましょう。
日東駒専クラスでは、もはや一般試験ではすべり止めにはなりません。日東駒専クラスに不合格、GMARCH合格という現象も増えてきているようです。
特に高1の皆さんは、まだまだチャンスがいっぱいあります。早めに大学進学のことについて、真剣に考え行動していくことで、近い将来の笑顔の春をつかむことができることでしょう。
ITTO生諸君、いつでも相談にのりますよ(^▽^)/
(参考)
G…学習院大学
M…明治大学
A…青山学院大学
R…立教大学
C…中央大学
H…法政大学
日…日本大学
東…東洋大学
駒…駒澤大学
専…専修大学