パソコン版を見る

ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2020年9月3日]

(私立)西武台千葉高校を訪ねて。

img1

 本日西武台千葉高校(千葉県野田市/以下同校)にて、塾対象入試説明会が行われましたので、概況をお伝えさせていただきます。 なおここでは「高等部」のみのご紹介といたします。併設の「中学部」については、割愛させていただきます。

 
 同校は、千葉県野田市に中学高校を併設している進学校で、普通科3コース(特別選抜コース、進学コース、アスリート選抜コース)を設置しております。どのコースも生徒ひとりひとりの個性を伸ばし、勉強だけでなく、良識をもって社会に出て行けるよう人間教育にも力を入れているとても魅力的な教育をしている学校です。同校のクラス分けですが、進度の速い一貫生(中学部からの生徒)とは、混ざらないクラス編成になっています。それぞれに適した指導内容や進度の確保がなされていますので、安心して勉強を進めることができます。

 
 最寄り駅は、東武野田線(アーバンライン)川間駅になります。川間駅からはスクールバスも発着しています。ごみごみとしていない街並と住宅街を抜けて行くと、学校施設が見えてきます。最近では久喜幸手地区からも、出願する生徒も多くなってきています。実際他県私立と考えた場合、「距離」「時間」ともに、県内私立とさほど大きな差もなく通学できるメリットも、選ばれている大きな理由の1つなのかもしれません。

 
 校風は穏やかで、非常に落ち着いた環境と雰囲気の学校です。正直なところ派手さは無く地味なイメージの学校ですが、それだけに勉強に、そして部活動にのびのびと頑張っていける最高の環境ではないかと感じます。在校生のみなさんと廊下ですれ違ったりすると、しっかりと明るくあいさつしてくれ、皆いい顔をしています。学校全体のキャッチフレーズである“Say,Heiio!”(挨拶しようよ!)が、生徒全体に浸透していることの証なのではないでしょうか。勉強は当たり前ですが、この学校では“人を育てているな”と瞬間を感じる時があります。今後の同校の躍進に期待したいと思います。

 
 その一貫として、同校ではキャリア教育にも力を入れています。二本柱です。

(1)メディカルプロジェクト
これは将来の医療従事者を育成するものです。具体的には野田市医師会や複数の地域医療機関と連携し、現場の声を聴きながら地域病院でインターンシップを行い、医療の基礎知識を学ぶプロジェクトになります。また受験に関しては、東京医療保健大学協力のもとしっかりとサポート体制ができているようです。
とても心強く手厚いサポートではないでしょうか。

(2)教員養成プロジェクト
同校には教職関係者のご子息が多く入学しているようで、将来教職を目指す生徒が割合多いようです。そのため実際に教職に就いている卒業生を招いて「教員養成プロジェクト」の開催や教職を目指す(同校卒業の)大学生への「教員採用試験対策講座」など、きめ細かい指導を行なってるようです。
 
 医療分野や教育分野に興味、関心のある方は、同校を是非選択肢のテーブルにのせてみる価値があるかもしれません。

 
 部活動についても頑張っているようです。バドミントン部、陸上部、ダンスドリル部の強さには定評があります。ほかにも様々な部がしっかりと実績を挙げているようです。現在、運動部19、文化部11あります。多くの生徒さんが汗を流し活躍しています。


img2 自慢のトラック

 
 今春卒業生の進学実績についてはとても良好です。毎年右肩上がりで有名・著名大学に合格者が多数輩出できるようになってきているようです。他校私立同様、合格力を着実につけてきているようです。そのために同校では様々な取組みに挑戦しています。今回はスペースの関係で割愛させていただきますが、どれも同校ならではのものですので、もしよろしければ同校のホームページなどでご確認ください。


【今春の進路実績】
32期生卒業326名。
大学進学206名、短大進学13名、専門学校71名(看護系多数71名、就職9名(公務員2名含)、浪人27人。


【今春の大学合格実績】
国公立大学8名
東京工業大、筑波大、埼玉大、埼玉県立大など。

難関私立19名
GMARCH、日本女子大など。

成成獨國武&日東駒専など有力私大130名など。

 
【注目点】
 ここで注目していただきたいのが、大学合格者の受験形態です。同校の受験形態を分析すると、なんと50.0%が指定校推薦とのことです。その他10.2%が公募制推薦、27.2%がAO入試、12.6%が一般入試とのことです。
 つまり二人に一人が指定校推薦を利用している、言い方を換えるとそれだけの指定校枠を抱えているということになります。しかも納得できる大学だからこそ指定校枠で進学しているわけです。指定校枠があっても、生徒本人が納得できるところでなければ利用することもないでしょう。そのように考えると、同校の潜在的な力強さを感じたような気がします。最近の大学入試の厳しさも加わり、指定校推薦を利用している生徒が多いということです。


【現中3生のみなさんへ(私見)】
 そのようなことから、これから高校生になろうとしている現中学3年生のみなさん!(大学進学を考えている方は)高校に入学したらそれで終わりではなく、入学してからが本当の勝負になってくることに早く気付いてほしいところです。大学進学を真剣に考えているのであれば、高校入学時時からしっかりと学校の定期試験で得点を挙げ、評定をおとさず積み重ねていかなければ指定校推薦を受けることができなくなるからです。厳しい言い方をするかもしれませんが、大学進学を真剣に考えている方は高校に入学してからが本当の勝負だと言うことを忘れてはいけません。


 続きまして来春の入試※※です。





・・・・・この部分につきましては、当教室に在籍されているご家庭にメールで配信させていただいております・・・・・・・。





 参考までに同校の主な埼玉公立併願校の上位5校(人数の多い順)は、次の通りになっています。

【特別選抜】
春日部、越谷北、越ヶ谷、不動岡、春日部女子
【進学】
春日部東、越谷西、杉戸、草加、久喜



最後に…、今後の学校説明会・相談会のご案内です。すべて予約制で1ヵ月前から予約ができます。詳しくは同校のホームページをご覧ください。

10月3日土曜日
10月17日土曜日
11月3日火曜日祝日
11月15日日曜日
11月28日土曜日
12月25日金曜日


【補足】千葉県に住民票のない方が、千葉県私立高校に入学する場合でも、千葉県から助成金の対象にります。本来は住民票のある県の私学に進む時にだけ、その県から助成金の対象になりますが、千葉県は幅広く対象の間口を広げてくれています。また同校が用意している助成制度もありますので、良心的な学校と言えるでしょう。(所得制限などの条件がありますので、詳しくはここに問い合わせが必要です。)
 

当教室に在籍の方で、他同校についてのご質問があれば、お気軽に教室担当者までお問い合わせください。