[2020年9月4日]
本日は、國學院栃木高校(栃木市/以下同校)の塾対象入試等説明会がありましたので、概略をご紹介させていただきます。※併設の「中学」については割愛させていただきます。
?自然豊かな環境で人材(人財)育成を実践!
同校は緑豊かな自然環境に恵まれた穏やかな立地で、そのためおちついた学校生活が送れるようになっています。「たくましく・直く・明るく・さわやかに」の校訓のもと、勉強ばかりに偏った教育をせず、頭・心・体の三つの力をバランスよく鍛えられるよう熱心な教育を推し進めているようです。
そのため特別選抜Sコースに在籍している生徒でも強豪部への入部が可能です。このことから、生徒のやりたいことを尊重しつつ勉学にもしっかりと励んでいる、そしてそれができるだけの環境が整っているということが分かります。
次に今春の新型コロナウイルスによる休校期間中の対応についてお話を伺うと、勉強面だけでなく精神面でのケアもきちんと実践することができ、きめ細かな対応をしっかりとできたようです。
授業風景
コース編成は、普通科4コース。将来の自己実現のために、選べる4コースになっています。
・特別選抜Sコース〜最難関国公私立大学を目指します。
・特別選抜コース〜難関国公私立大学を目指します。
・選抜コース〜GMARCHレベルの私立大学を目指します。
・文理コース〜國學院大學をはじめ有名私大を目指します。
どのコースも学びを通し「学力向上」「自己実現」「国際理解」「感動体験」ができるようになっています。グローバルコースの廃止には、どのコースでもグローバル人材を育成するという目的があるようです。アメリカ、韓国、ドイツへは語学目的の、タイ、カンボジアには国際問題と向き合うことが目的の海外研修があります。目的によって研修先が選べるのはとても魅力的です。
授業外のサポート“教育センター”
そのような同校は、久喜・幸手地区からも毎年多くの受験生が挑戦しています。栃木県というとかなり遠いイメージがあるとは思いますが、実は栃木駅は幸手駅、久喜駅から電車で1時間もかかりません。しかし、電車待ちの時間が長い、もう少し勉強していきたいという日もあるかと思います。そのような生徒に喜ばれているのが、栃木駅北口徒歩1分にある同校の教育センター。
教育センター内には自習コーナーがあり、月曜〜金曜は午後8時30分、土曜は午後6時まで利用でき、疑問や質問に教員が対応してくれています。また始業前の早朝講習、放課後講習、長期休暇中の講習、宿泊を伴うサマースクールなど、様々な講習があるだけでなく、職員室の中でも外でもいつでも質問ができるように机と椅子が置いてあります。質問できる機会がここまでたくさんあれば、分からないところを早めに解決できそうです。
國學院大學
近年では更なる進学実績の積み上げは勿論のこと、國學院大學(東京都渋谷区)の系列校という強みを生かし、同大学への内部進学もしっかりとできる栃木県有数の進学校になっております。高大連携授業も系列校ならではのプログラムで、気張らず自然体で大学生活に合流できる仕組みも充実しているようです。
とにかく國學院大學と言えば文系のイメージが強いですが、理系への進学実績も多数あります。国公立、難関私立だけでなく、医学部、獣医学部、薬学部などの難関学部への合格実績もあり、文系と同様に力をつける事ができるようになっています。
?部活動も頑張っています!
同校は、部活動も盛んで、ラグビー部、柔道部、陸上競技部、バレーボール部、なぎなた部、ハンドボール部が全国大会に出場しております。また、野球部では140キロを超える球を投げることができる投手が3人も在籍しているようです。文化部では、書道部や天文部が数々の表彰を受けているほか、ミュージカル部ではかの有名な宝塚歌劇団へ部員を輩出しています。文化部も運動部に負けないくらいの活躍を見せており、非常に人気となっています。
?今春の大学合格実績!
今春は、四年制大学に409名(国公立大20名)、國學院大學92名が合格となったようで、例年同様しっかりとした合格実績を出すことができたようです。 また指定校枠の中には東京理科大や薬学部などの難関もありあす。厳格化が進む中で指定校枠がたくさんあるのはとても大きな魅力となること間違いなしです。
※合格実績については、同校ホームページもしくは学校案内冊子びてご確認ください。
?来春の入試※※について
※※※※※この部分に関しましては、当教室に在籍されているご家庭にメールで配信させていただきます。※※※※※
?最後に・・・。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。
〔参考〕
國學院大學は、成成獨國武(せいせいどっこくぶ)の一角をなす有力大学です。
成〜成蹊大学
成〜成城大学
獨〜獨協大学
國〜國學院大學
武〜武蔵大学