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ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2020年9月10日]

(私立)星野高校を訪ねて。

過日9月3日(木)、星野高校にて『学習塾対象高校説明会』が行われましたので概略をお伝えさせていただきます。


(1)『2キャンパス制』を採用、そして『2つの校歌!?』

星野高校(以下同校という)は、川越市にありJR埼京線川越駅からスクールバスで15分のところにあります。以前、女子高として知られていましたが、2003年(平成15年)に校名が変更され共学部が新たに新設されました。

同校の最大の特徴は『2キャンパス制』を採用していることです。女子部の校舎がある「末広キャンパス」と共学部の校舎がある「石原キャンパス」は徒歩10分ほどの距離にあり、ホームルームや日々の授業は各校舎で行われています。

ちなみに同校には『2つの校歌』があります。同校のホームページをのぞいていただけると、聴き比べができますので、一度聴いてみてはいかがでしょうか。


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(2)歴史と伝統の星野!

同校のルーツは1897年(明治30年)に開かれた『星野塾』という私塾にあります。創立以来、自ら求めて学び、実践の中で教養を深め、高めた力を他者のために活かすという精神を大切にしています。「習熟度別学習指導」「国際人教育」「情操教育」の3つを教育の柱としています。この精神は、長い歴史の中で、同校の伝統としてきちんと浸透し、現在に至っているところです。これからもこの歴史と文化は、受け継がれていくことでしょう。


(3)コース紹介

上記(2)にある同校の3つの柱を具現化するために、次のようなコースを設置しています。

【共学部】では、
最難関への進学を目指す「S類特進選抜」
国公立大や難関私立大を目指す「α選抜」
4年生大学を目指す「β」
…という3コースを用意し、1年次は全コースの生徒が同じカリキュラムで、大学進学に欠かせない基礎力を固めていき、2年次からはそれぞれの進路の希望に応じて文系、理系に分かれて学びます。

【女子部】では、
「?類特進選抜」
「文理特進」
「文理選抜」
「文理」
…の4つのコースが用意され、共学部同様1年次は全コースの生徒が同じカリキュラムで学び、2年次から希望に応じて「国公立文系」「私立文系」「理系」に分かれて学びます。


(4)2020年度大学合格実績

進学実績としては東大を始めとする難関国公立大学、早慶上理、GMARCHといった難関私立大学に毎年多数合格しています。
一般的に女子高を母体とする高校は、文系に強いという印象がありますが、理系希望者の為の進学対策にも力を入れています。そのため毎年、国立医学部への進学実績も出ています。また、大学からの指定校推薦枠も約700名あるのも強みのひとつといえます。


国公立大学 86名(医歯大・医学部6名含む)
早慶上理・ICU 32名
GMARCH 109名
私立医歯薬系 多数
成成獨國武・明治学院 109名 
御三家女子大 79名
日東駒専 185名
関関同立 4名
女子栄養大 15名
ほか1,040名
・・・力強い実績です!


(5)英語教育・情操教育』

同校は、英語教育に特に力を入れており、習熟度別授業、講習、個別指導の連携で基礎徹底から英検1級まで幅広く対応しています。実際、2020年3月の時点で英検1級合格者もでており全国有数の英検合格者数を輩出しています。
そのような英語実績を生かし、東京外語大学、国際教養大学といった国際系の大学への進学者も多いようです。
 
情操教育にも力を入れています。県内でも高い評価を受けている本格的なコンサートホールである「ハーモニーホール」が敷地内にありピアノの世界的な名器を備えるなど本物の情操教育のシンボルともなっています。
 
また、部活動は「クラブ全入制」をとっており、多くの運動部や吹奏楽部、バトン部、音楽部、箏曲部、百人一首部などが盛んです。


(6)来春入試※※について。





※※※※※この部分については、当教室に在籍されているご家庭にメールで配信させていただきます。※※※※※






(7)最後に・・・。

同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。      
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。