ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2021年5月27日]

(私立）春日部共栄中学高校を訪ねて。

昨日、春日部共栄中学高校（春日部市、以下同校）の塾関係者対象入試説明会に出席させていただきましたので、概略をお伝えさせていただきます。なお併設の中学校については、ここでは割愛させていただきます。


（１）概略

同校はすべて普通科になります。
ひと学年募集定員４００名（中高一貫生除く）

同校は、言わずと知れた『文武両道』の県内有数の進学校です。ただ教科書の型にはまった内容を勉強するだけでなく、多数のプログラムによって、生徒一人ひとりの希望進路の実現にむけ柔軟に対応してくれている学校です。そのためには、生徒自身にも日頃から知識•技能を身につけようという『勤勉さ』が求められます。部活動参加に制限を設けていません。生徒の自主性を重んじてくれています。





モットーは、
『しなやかに学び、おだやかに繋がり、のびやかに活かす』

これは、
『固定観念にとらわれない自由な発想で、
多様な個性の中で他者とおだやかに繋がり、
春日部共栄での様々な経験を（世の中の様々な場面で）活かす』と言うことではないでしょうか。

結果国内だけでなく世界で活躍している卒業生も多数。あらゆる分野で頑張っているようです。
例えば、身近なところだと『らき☆すた』。幸手市内では電柱にキャラクターのプレートがはめ込まれていますよね。その『らき☆すた』の原作者美水かがみさんが同校の出身。実はこの『らき☆すた』。化学の参考書になったようです。6人のキャラクターが難しい科学を楽しく解説してくれるというもの。一度書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。





その他にも、オリンピック選手、プロ野球選手、劇団四季団員などで活躍のOB・OGがいることも同校の誇りではないでしょうか。

そのようなこともあり、同校には県内はもちろん、隣接県からも県境を越え、中学、高校と多くの生徒が「学びの場」として集ってきているようです。





（２）２０２１年大学合格実績

【国立大学】９０名
【早慶上理】５２名
【GMARCH】１６７名
【医歯薬看護系】７４名（うち医学科１０名）
※あまりにも力強い実績なので、詳細は同校のホームページにてご確認ください。


（３）同校２０２２年度入試について

※※※※※この部分の内容については、当教室在籍の保護者様にメールでお伝えさせていただきます※※※※※

結論から言いますと、各種検定試験取得している生徒にとっては、とてもありがたい優遇があるということ。

※※※当教室に在籍の保護者様、塾生のみなさまへ※※※
日頃から検定取得に力をいれている当教室についてはありがたい。チャンスが広がる入試制度。塾生のみなさん、せっかく当教室に通っているわけだから積極的に検定試験に挑戦していこう。春日部共栄だけでなく、他校受験の時にもチャンスが広がりますよ。
ちなみに先日行われた当エリア教室実施の英語検定での受験者は、この時期としては過去最高の申込者数でした。（幸手駅前校・久喜東口大通り校会場合算）
当教室では開校以来『検定取得は合格へのパスポート！』を愛言葉に、日頃の勉強成果と同じように検定取得にも力を入れてきました。その方針が間違っていなかったのだと再認識することができた本日の説明会でした。コロナ禍だからこそ、公的資格と言うのは強いものだと感じました。（私見）
塾生の保護者様、また塾生の皆さんの中で、より詳しい内容をお知りになりたい方は、お気軽に教室担当者までご相談ください。


（４）最後に・・・。 　

同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。 　 　 　
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。 　 　
将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。　 　 　

また「近いから」だけではなく『通える通えない』（通学条件）、『入れる入れない』（学力条件）、そして一番大切な条件！『合う合わない』（適合条件）の三つが揃う学校を選ぶことも重要です。

同校も含めこれからいろいろな学校を実際に見て、納得のいく学校選びをしていただきたいと思います。　
なお当教室に在籍のご家庭で更に詳細をお知りになられたい方は、いつでも教室担当者までお気軽にご相談ください。　教室長