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ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2023年5月23日]

(私立)春日部共栄中学高校を訪ねて

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本日、春日部共栄中学高校(春日部市、以下同校)の教育関係者対象入試説明会に出席させていただきましたので、概略をお伝えさせていただきます。なお併設の中学校については、ここでは割愛させていただきます。 (注)過去掲載トピック含む。


(1)概略

同校はすべて普通科になります。
ひと学年募集定員420名(中高一貫生除く)
[選抜コース80名、特進E系180名、特進コースS系160名]

同校は、言わずと知れた『文武両道』の県内有数の進学校です。ただ教科書の型にはまった内容を勉強するだけでなく、多数のプログラムによって、生徒一人ひとりの希望進路の実現にむけ柔軟に対応してくれている学校です。そのためには、生徒自身にも日頃から知識•技能を身につけようという『勤勉さ』が求められます。また部活動参加については一切制限を設けておりません。生徒の自主性を重んじる校風が同校の伝統になっているからです。現在、運動部23部、文化部13部が活動しています。


img2 朝学習     

img4 部活も全力


モットーは、
もちろん『文武両道』
・・・当たり前ですが「個」としての文武両道を実践。
よく耳にする上位クラスで進学実績を、下位クラスで部活動実績を、結果「学校」として文武両道という私立特有の文武両道ではありません。

img3 学習センターで「自習」


そして安定した大学合格実績を輩出するため、同校では昨年より、

・2期制
・7限授業
・週5日制

さらに

・中間テスト廃止による詰め込み学習から繰り返しのスパイラル学習へ
・短期目標を設ける日々の単元テストの実行
・中期目標に期末テストや校内統一テストを実施
・外部模試は入試の予想問題として積極利用
・大学入学共通テスト対策も全教科バックアップ
・大学までの人ではなく、大学から人へ、と人間教育も欠かさない

...そのような環境で、生徒は詰め込み学習ではなく、自分で学習計画を立案実行をし、志望校合格にむけ頑張っていけているとのことです。

その日々の頑張りの先に見えるもの・・・。

結果国内だけでなく世界で活躍している卒業生も多数。
そのようなこともあり、同校には県内はもちろん、隣接県からも県境を越え、中学、高校と多くの生徒が「学びの場」として集ってきています。


(2)2023年大学合格実績

【国立大学】87名 ※
【早慶上理】54名
【GMARCH】218名
【医歯薬看護系】77名(医学部医学科10名)
※在籍人数に対する国公立合格者の割合は20%。在籍者の5人に1人が国公立大学に合格しています。現役合格者74名。


(3)同校2024年度入試について

※※※※※この部分の内容については、当教室在籍の保護者様にメールでお伝えさせていただきます※※※※※

結論から言いますと、各種検定試験取得していると
とてもありがたい優遇
があるということ。

※日頃から検定取得に力をいれている当教室についてはありがたい。チャンスが増える入試制度。塾生のみなさん、せっかく当教室に通っているわけだから積極的に検定試験に挑戦していこう。春日部共栄だけでなく、他校受験の時にもチャンスが増えますよ。
ちなみにこれからやってくる夏休み中に、当教室では数学検定、漢字検定を実施するので、塾生のみなさんは積極的にチャレンジしよう^_^

当教室では開校以来『検定取得は合格へのパスポート!』を愛言葉に、日頃の勉強成果と同じように検定取得にも力を入れてきました。その方針が間違っていなかったのだと再認識することができた本日の説明会でした。(私見)


(4)最後に・・・。  

私立高校はどこも進学に力を入れており、伸び盛りの学校がたくさんあります。学校の個性も様々です。

「近いから」だけではなく『通える通えない』(通学条件)、『入れる入れない』(学力条件)、そして一番大切な条件!『合う合わない』(適合条件)の三つが揃う学校を選ぶことが重要です。

同校も含めこれからいろいろな学校を実際に見て、納得のいく学校選びをしていただきたいと思います。 

同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内・隣接私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。

“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。
   
 将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。     

 なお当教室に在籍されている方で、同校に関する詳細についてお知りになりたい方は、いつでも教室までお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。 教室長