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ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2024年6月5日]

(私立)開智未来中学高校を訪ねて。

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お世話になっております。過日5月29日(水)開智未来中学・高校(加須市、以下同校)にて、塾対象入試説明会がありましたので、概略をお伝えさせていただきます。
なお併設の「中学」については、ここでは割愛させていただきます。(注)過去掲載トピック含む。



(1)概略

同校は、さいたま市岩槻区にある開智高校の姉妹校として2011年(平成23年)、旧県立北川辺高校跡地に開校した若き実力校です。今年で開校14年目。同校には中学、高校と6学年の生徒が「学びの場」として、埼玉県内はもちろんですが、栃木県、群馬県、茨城県など隣接県からも多くの生徒さんたちが通学しています。決して大規模な学校とはいえませんが、それだけにひとりひとりに目が行き届く距離感での教育の実践で、力強い大学実績を積み重ねているところです。規模の小さな学校ですが、ネイティブの教員も2名いて、英語教育にも力をいれています。


img3 朝学習:学びの朝

img4 授業風景



ちなみに今春の卒業生は149名。
(1〜3年計425名)

[参考/他校卒業生数]
開智540名
大宮開成500名
春日部共栄500名
昌平490名



(2)スクールバスで通学が便利

例えば久喜、幸手エリアからだと、栗橋駅、南栗橋駅、加須駅など8つのスクールバス拠点を設けているようです。やはり交通の利便さも大切な学校選びの条件になってきます。そのように考えると、久喜幸手地区からもしっかり通学できる範囲ではないでしょうか。


img2  通学バス



(3)部活動について

小規模の学校で、決して強豪とはいえませんが、生徒たちはのびのびと部活動に参加しながら、勉強と部活動を両立できているとのことです。
また、硬式野球部と吹奏楽部で特待生優遇制度(単願)があるなど、部活動への力の入れようは年々増しているようです。



(4)2024年度大学入試結果〜149名の少数精鋭学年 未来へ羽ばたく!〜

今春の大学入試結果でも多くの合格者を輩出し、驚異的な進学実績を出すことができました。
特に難関大学への合格率では埼玉トップレベルといえるでしょう。
学校規模では近隣私立高校からすると小規模ですので、プレス発表される大学合格者数は少なく公表されてしまいますが、合格率で比較するとダントツの実績になっているようです。


【国公立大学】
お茶の水1、北海道3、東北2、名古屋1、九州1など計40名

【早慶上理】 計28名

【GMARCH】 計77名

【医学部医学科】 計16名(新潟大学、獨協医科大学など)



(5)同校2025年度入試について

全体募集210名(中学からの内部進学120名のため、高校入試での募集は90名になります。)
欠席日数は3年間で20日以内になりますが、20日を超えた場合でも、理由によっては考慮できる場合もあります。



※※※※※この部分の内容については、当教室在籍の保護者様にはメールでお伝えさせていただきます※※※※※




※日頃から検定取得に力をいれている当教室についてはありがたい。チャンスが広がる入試制度。塾生のみなさん、せっかく当教室に通っているわけだから積極的に検定試験に挑戦していこう。開智未来だけでなく、他校受験の時にもチャンスが広がりますよ。
ちなみにこれからやってくる夏休み中に、当教室では数学検定、漢字検定を実施するので、塾生のみなさんは積極的にチャレンジしよう^_^
当教室では開校以来『検定取得は合格へのパスポート!』を愛言葉に、日頃の勉強成果と同じように検定取得にも力を入れてきました。その方針が間違っていなかったのだと再認識することができた本日の説明会でした。(私見)

同校主催で行われる学校説明会、個別相談会等は同校のホームページでご確認できます。



(6)最後に・・・。  

私立高校はどこも進学に力を入れており、伸び盛りの学校がたくさんあります。学校の個性も様々です。

「近いから」だけではなく『通える通えない』(通学条件)、『入れる入れない』(学力条件)、そして一番大切な条件!『合う合わない』(適合条件)の三つが揃う学校を選ぶことが重要です。

同校も含めこれからいろいろな学校を実際に見て、納得のいく学校選びをしていただきたいと思います。 

同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内・隣接私立高校。言葉は悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。

“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が、その生徒にとって“一番”であり、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。   
 将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題になってきます。それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要ではないでしょうか。     

 なお当教室に在籍されている方で、同校に関する詳細についてお知りになりたい方は、いつでも教室までお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。 教室長