[2025年1月12日]
冬休みも終わって、なんとなく今までよりは勉強した感覚になって!?学力もついたし、あとは入試直前まで普通に塾で勉強してたら大丈夫かな…、なんて考えている人いませんか?
甘いですよ!
せっかく苦労して、試験があるたびに覚えた漢字、英単語、熟語、そして理科や社会の用語は、何もしなければ無情にもどんどん頭の中から抜けていってしまうものなんですよ。
一回や二回やった程度では、学力としての定着は難しいものです。
みなさんは『忘却曲線』というものをご存知でしょうか?
内容にもよると思いますが、一般的には、たとえば1か月の間何もしなかったら、せっかく頭に入ったものが20%くらいに減ってしまうという恐ろしい現実を表現したものなのです。
この恐ろしい現実を知っている人や反復の習慣性を身に着けている人は、その1か月の間に何度か復習をするので、定着していき忘れなくなるという、まずはひとつめの現実。
もちろん、塾でも復習する内容の問題を演習しますが,塾の時間だけでは忘却曲線の忘れる勢いに太刀打ちできません。日頃の学習習慣のなかで、計画的な反復(復習)ができているかどうかが、のちのちの学力差になって現れてくるのではないでしょうか。
身の回りのお友達の中で、いつも成績優秀な人はいませんか。そのような人を見て“アタマ良いなぁ〜”って思っていませんか。
ごくまれに先天的に、“アタマいい奴”はいるかもしれません。
でも大体は、能力的には“アタマの程度は皆同じ”なんですよ。
ではどこから成績の『差』が生まれてくるのでしょうか?
それは、面倒臭がらず、反復(復習)を何回もしているかどうかの『差』です。いかに『自分に手をかけたかどうか』、簡単に言うと日頃の『努力』の差ということになります。
だから『アタマいい奴』のほとんどの人は、『努力』の積み重ねの上に成り立っているものなのです。反復精神!が確立できている人なのです。
この反復をするにあたって、基本真面目な人であれば、だれでもできるはずです。よく昔から言われていることですが、「素直で」「真面目な」生徒は、必ず『成績が上がる』とのこと。これが二つ目の現実。
一方で、はなからたいした努力もせず、成績が上がらないかなぁ^_^なんて、気楽な考えの人。何とかなるかなぁ^_^なんて思いつつ、受験を甘く考えている人。そのような残念な感覚では、成績は上がるはずがありません。そういう人に限って、例外なく少しでも時間があるとスマホゲームやSNSに走っていく傾向があると、個人的に分析しているところです。
まぁ、👆 子どもの“生活習慣病”の一種だと勝手ながら診断しています。これに、“提出物を出さない”“欠席や遅刻が増える”“授業態度が悪い”などのもう一つの病気が併発すると『命取り』になってしまいます。 ➡ なんとも恐ろしい!三つ目の現実!
さて埼玉県公立高校入試本番まで、残すところ45日。
受験生は、各自しっかりと復習の時間をとって、受験直前までしっかりと知識をキープして欲しいところです。
そして中1生・中2生のみなさんも、日頃から復習習慣を身に着け、三学期期末テストに向けて備えていきましょう! 担当;S