ITTO個別指導学院
埼玉幸手駅前校

[2025年6月4日]

自分の強みはなんだろうか？

ここ最近気になるのが、テレビを観ていると、驚くくらい転職のCMが多いですね。

もう、この国では終身雇用という形態は基本形ではないのかもしれません。




しかし、とあるCMで「自分の強みわからんけど転職したい」みたいなのがありましたよね。

それって、最初から「就職」が無理なのでは？

（そのような考え方だとしたら）今の会社で雇ってもらっているだけでもラッキーなのに、そこを出たら行くところあるのかなぁ。

・・・と思ったのは、私だけでしょうか。


そのCMを観て思ったのが、なんと大学入試での「総合型入試」に似ているのではないかということです。


各自の長所・強みを生かした入試ですが、これも「自分の長所がわからない」というのであれば、（大学にもよりますが）厳しい現実にぶつかるかもしれません。


これといった売りはないが転職したい。
これといった強みはないが大学には合格したい。

似・て・る！


もっというと
（高卒で）働きたくないが　→→→　「就職」は選択外
（専門的に）勉強したいものもないけど　→→→　「専門学校」も選択外　
（みんなが行くから）大した努力もしないで今の力でなんとか入れる大学でいいっか的な“ゆるふわ系”大学へ。

この四年間に大切なお金と時間をかける割には、結果はいかに・・・。
できることなら自分の強みを理解し目的を持って四年間を過ごして欲しい・・・と願うばかりです。


でも、このお話。高校入試でも当てはまるのではないでしょうか。


例えば、とりあえず普通科へ・・・という考え。
進学してすぐ、高1の６月頃には、高校で三者面談が行われます。そこでは、次学年での理系文系の選択を迫られることになります。
理系なら、ヘルメット系の仕事なのか、もしくは白衣系の仕事なのかくらいはイメージしておきましょう。それによって選択科目も変わってくるからです。

高校3年間は、中学校3年間より短いですよ。高校は義務教育ではないので、結果はすべて自己責任になります。（みんな、わかっているのかな〜）


主観ですが、普通科に進学する生徒さんより工業高校や農業高校のような実業高校に進学する生徒さんのほうが、やりたいことをしっかりと見据え明確な目標をもって高校生になっているような気がします。併せて偏差値という数値では計ることのできない内面的な部分では、大人になるスピードも実業高校の生徒さんのほうが速いような気がしてなりません。


まずは自分の強みを作ることからスタートしましょう。

実は「学力」という強みが一番カンタンに作れるはずではないでしょうか。

要は「気持ち次第」で、ですね。早くみんな気づいてください。

頑張るみなさんを応援しています。　　　　担当：Ｓ