[2015年6月4日]
校舎全景?
説明会会場入り口
説明会会場
昨日加須市の開智未来中学高校(以下同校)において、塾対象入試説明会が行われましたので、概略をお伝えさせていただきます。
?同校の学校生活・特色など
同校は、岩槻にある開智高校の姉妹校として人気がでてきている進学校となっております。中学、高校と6学年の生徒が「学びの場」として集っており、埼玉県内はもとより隣接県からも注目をされている学校です。関連校の開智小学校・中学校・高等学校が、中学校からの入学者を高校では中高一貫部に、高校からの入学者を高等部に分けていることに倣い、未来でも、中学入学組と高校入学組の生徒が高校で同じクラスになることは基本的にありませんが、課外活動やクラブ活動、学校行事などは共同で行うようになっているようです。
学習面では、週1時間、関根校長による「哲学」の授業が行われるのも大きな特色といえるでしょう。また、情報教育も重要と考えPC環境が整備されており、正しいネット社会とのかかわり方も教育しているようです。
?今春の進学実績
今春の大学入試結果では、2期生にして早くも東京大学現役合格者を輩出、他筑波大医学部をはじめとする国公立大学への進学者が卒業生の33%という驚異的な進学実績を出すことができたそうです。来年以降注目です。
来春入試の同校の入試基準も本日公開されましたが、このホームページ上では公表は控えさせていただきます。詳細は当教室までお問い合わせください。
?最後にひとこと。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉が悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が“一番”であって、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題なのです。
それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることが大切かと思います。目先に目がくらまないことが重要です。