[2015年6月19日]
叡明高校校舎
浦和麗明高校校舎
本日は叡明高校(前小松原男子)と浦和麗明高校(前小松原女子)の合同塾向け入試説明会がありましたので、概要をお伝えさせていただきます。説明会の会場は大宮ソニックシティでした。朝早くから多くの塾、教育関係者で満席状態となり、それだけに両校に対する注目度の高さをうかがい知ることができました。
?新たな出発
今春より小松原高校と小松原女子高校共に校名変更と組織改編が行われました。
小松原高校は叡明高校として、男子校から共学校へ。そして南浦和から越谷レイクタウンへ校舎移転。教職員一丸となり、新たな歴史を刻み始めました。
小松原女子高校は浦和麗明高校として、引き続き女子校形態を継続。昨今の女性の社会進出の際立ちを背景に、実社会で活躍できる女性を育成するために、教職員一丸となって邁進している学校です。
?両校の特徴
両校とも、近年進学に対して力を入れ始めた結果、見事実績として反映され始めてきたようです。正直なところ毎年力強さが出てきており、その成長ぶりには驚かされるものばかりです。
例えば…。
叡明高校では『無駄を省いたカリキュラム』をモットーに、自分の進路に合った教科選択ができ、月500円で受講できる受験サプリや模試を受験した後の解説授業など、進学に向けた取り組みが非常に充実しています。もちろんそれ以外にも、他の進学校に負けないくらいの教育プログラムや充実した学習施設があり、生徒を伸ばすための環境はしっかりと整っているようです。
浦和麗明高校では、生活面での指導に定評があり、全校生徒の遅刻率、欠席率が1%以下となっているようです。また、特殊なコースがいくつかあり、『保育進学コース』『福祉進学コース』『ペットマネジメントコース』『調理パティシエコース』と、自分の将来の夢に向けた体験学習に取り組む事ができます。もちろん体験学習だけではなく、各コースとも5教科は勉強する事になりますので、進学に向けて受験勉強を行う事も可能となっております。
?来春の入試基準について。
来春の入試基準に関しては、このホームページ上での掲載は控えさせていただきます。基準に関してのお問い合わせについては、当教室の保護者様・塾生の皆様はいつでも教室長までご相談ください。
?最後に…。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉が悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が“一番”であって、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題なのです。
それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることがとても重要かと思います。目先に目がくらまないことが大切です。