[2015年7月10日]
本日、花咲徳栄高校(以下同校)にて教育関係者および塾関係者向け入試説明会が行われましたので、概要をお伝えさせていただきます。
本日の説明会では、多くの関係者が出席されておりました。その様子からも、周囲からの同校に対する注目度ぶりを改めて実感させられました。
?コース紹介
同校は普通科(アルファコース、アドバンスコース)、食育実践科の2つの学科があります。
来年度からは、アルファコースの中にアルファ70(アルファ ナナマル)が新設されます。この70は、既設のアルファコースの上をいく東大や国立大医学部現役合格を目指すセレクトコースになっています。
また既設のアルファコースは、医歯薬理大、最難関国公私大を現役合格で目指すコースとなっており、アドバンスコースでは、難関大学を現役合格で目指すコースとなっています。
さらに食育実践科においては、日本の先端科学「食育」のリーダーを育成し栄養大学を中心に進学するコースになっており、スーパー食育スクールの関東唯一の指定校にもなっています。食のプロは、いまや腕や技術だけでなく理論も必要なのです。まさに同校は、高校領域としては、「食」分野において最先端を走る教育機関といえるのではないでしょうか。
?アクティブラーニングを実践!そして入試がか変わる!
もう一つのトピックとして、同校はアクティブラーニングの授業を全国でもまだ少ない積極的に推進している学校の一つだということです。(NHKニュース9でも紹介)
このアクティブラーニングとは、物事を考え自ら表現する力を身につける授業のことをさします。
同校がアクティブラーニングに力を入れている背景には、今後センター試験が廃止される事により、大学入試が改革されることになったからです。 そのようなことから、同校も来春より高校入試の形態を今までのマーク方式から、筆記中心の入試形態に変更するという事が本日発表されました。(今年度の入試では20%行われました。来年度は50%記述試験で出題されます。)
筆記試験に問われる能力は分析能力、解決能力、表現能力、この3つの能力がとても重要になります。 一つ一つの問題に疑問を抱き、解決することでこの能力は養われますので、これから高校受験をされる中学生のみなさんには、日々の学習を通して、またに日常生活を通して、自分で「考える習慣」を大切にしていただきたいと思います。
?来春入試の基準について
本日、来年度の入試選抜基準が公開されましたが、このホームページ上では省かせていただきます。
なお当教室の保護者様につきましては、いつでも教室までお問い合わせください。
?最後に…。
同校のみならず、年々学力レベルが上昇傾向の県内私立高校。言葉が悪いですが、いまや私立は“すべり止め”という感覚ではありません。しっかりと目的をもって学習する生徒にとっては、むしろ“本命”となりうる私立高校はたくさんあります。
“公立が一番、私立が二番”という考え方は、大人の事情が絡むからこその順番であって、本来はどちらも一番、二番ということはないと思います。本当の一番、二番というものは、同じ三年間を送る中で一つでも二つでも多くの選択肢を与えてくれる可能性のある学校が“一番”であって、それが公立なのか私立なのかは別問題なのです。将来大学進学を視野に入れている生徒にとっては、高校入試は目先三年間の問題ではなく、実は七年間の大切な問題なのです。
それだけに高校入試は、公立、私立関係なく、公平な視点で学校選びをされることがとても重要かと思います。目先に目がくらまないことが大切です。