[2016年7月4日]
時事問題
・選挙権今年参議院選挙から18歳に引き下げ
昨年の参議院本会議で、公職選挙法が全会一致で可決、成立した。今月の参議院選挙から適用され、18・19歳の約240万人が 新たな有権者となった。選挙権 年齢が変更されるのは、25歳以上から20歳以上に引き下げられた1945年以来70年ぶりになる。18歳に引き下げられる対象となるのは、衆議院選挙と参議院選挙、地方自治体の首長と議会の選挙に加え,農業委員会委員の選挙など。最高裁判所 裁判官の国民審査や、地方自治体の首長解職や議会解散の請求(リコール)などを受けて行われる。住民投票の投票資格も、同様に18歳以上になる。
・英国EU離脱
英国の欧州連合(EU)からの是非を問う国民投票が6月23日午前7時(日本時間同日午後3時)から始まり、即日開票の結果離脱票が残留票を上回った。28カ国からなるEUから脱退する初の加盟国となる。第2次世界大戦後、拡大と深化を続けてきた欧州連合は、歴史的な転換点を迎えることとなった。