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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2017年2月5日]

今月の言葉

今月の言葉

今月の言葉は
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」です


<意味> 心頭を滅却すれば火もまた涼しとは、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。
<出典> 『杜荀鶴』
    どんな苦痛であっても、心の持ち方次第でしのげるという教え。
    無念無想の境地に至れば、火さえも涼しく感じられると いうことから。     
    杜荀鶴の詩『夏日悟空上人の院に題す』に「安禅必ずし も山水を須いず、心中を滅し得れば自ら涼し(安らかに座禅をくむには、必ずしも山水を必要とするわけではない。心の中から雑念を取りされば火さえも涼しく感じるものだ)」とあるのに基づく。
   「心頭」とは、こころのこと。
   「滅却」とは、消し去ること。
    略して「心頭滅却」ともいう。
    「心頭を忘却すれば火もまた涼し」ともいう。
<用例> 「自分の置かれた状況を嘆いてばかりいるとは情けない。心を強く持つと、心頭を滅却すれば火もまた涼しだ」


いよいよ高校入試も始まりました。今のままでは、志望校への合格が大丈夫だろうかと悩んでいる塾生の皆さんもおられることと思います。今月の言葉にあるように、どんな状況でも心の持ち方ひとつで、苦しい状況を乗り越えられるものだと思います。最後まで、あきらめず志望校合格を目指し、がんばってください。