[2017年3月3日]
今月の事葉
今月の言葉は「有終の美を飾る」です。
<意味> 有終の美を飾るとは、最期までやりとげ、立派な成果をあげること。
「有終」は、『詩経』大雅・蕩の「初め有らざるなし 克く終わり有る鮮し」から、終わりをしっかりしめくくるということ。
<出典> 『詩経』大雅・蕩
<注意> 「優秀の美」と書くのは誤り。
<類義> 掉尾を飾る
<英語> To make up one's mounth.(最後に美味しいものを食べて食事を終える)
<用例> 「最後の試合に勝って、有終の美を飾りたいものだ」『杜荀鶴』
今年度も残すところあとわずかとなりました。高校受験も、おもなところでは、残すところ公立の一般入試が大きなものとなり、最後の追い込みをがんばっている塾生も多いと思います。
すでに受験を終えた塾生のみなさんも、残りの授業をうわつくことなく真剣に受け、4月からのよいスタートが切れるようにがんばってほしいと思います。