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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2017年8月2日]

勉強法 夏休みに急成長!! ★「夏休みの勉強法」

勉強法
夏休みに急成長!!
★「夏休みの勉強法」


夏休みに、成績を“爆発的に上げたい!そんな人は、

■「数学」と「英語」の復習を!

夏休みというのは、時間がたくさん取れます。
ですから、正しい学習方法で、「数学」と「英語」の復習をしていきましょう。
ついでに、5教科の「苦手分野」を紙に書き出し、
・1つずつ順番に復習する…この意識が大事ですね!
ただ、合格率を上げるには、「英数」からやるべきです。時間をかける“割合”として、夏休みについては、「数学」と「英語」を最大にするのがもっとも合格率を高めるといえます。
1学期の「英数」で失敗した人は、この2教科に対して、苦手意識が強くなっていると思います。
でも、この2科目は入試で差がつくので、苦手なままでは受験に不利。
しかしながらそこが得点ポイントに変われば、“一挙に、ごぼう抜き”です。
学校の授業が止まる夏休みは、苦手分野に向き合い、克服しましょう!

◇数学・英語は、“連鎖している単元” だからこそ、夏に習得するのがお勧め。
数学でいえば、中1の「方程式」と中2の「連立方程式」は、深くつながる、“連鎖項目”です。
もしどちらも苦手なら、夏休みを使い、あわせて復習してしまいましょう。
(このチャンスにしっかり習得しておかないと、今度はピンチに…。)
効率よく成績を上げたいと思う人には、抑えておいて欲しい項目です。

■「3つの分野」と、“手順”を押さえよう!

次に、英語の勉強方法ですが、重要なポイントは、大きく3つに分かれます。それは、単語と文法と長文読解です。
さて、どんな順番で取り組むか?
コツをお教えしましょう。
まずは、単語を一定数覚える必要があります。
英語で低迷する原因は、その大半が、単語の知識不足。
単語を知らないと、文法も読解も上がりません。(出てくる例文の、意味が分からないため。)
しかし、逆にいうと――基礎単語を身につければ、全分野の「実力アップ」が始まります。
勉強ができる人は、このことをよく知っています。ですから、最初に必要なのは、語彙を増やすという姿勢ですね。
なお、単語を覚える際には、ポイントが1つあります。
名詞・動詞・形容詞など、「品詞」を意識して覚えることです。
これを知らないと――テキスト解説で、「動詞の原形」などの用語が出たときに、“サッパリ意味が分からない…”
こうなっちゃいます。中1、中2の挫折原因1位。
(“分からない”が連鎖し、だんだん英語が苦手科目に…。)
しかし、再び逆転の発想!
単語を覚えるときに、「これは動詞!」などと意識すれば、良い流れの始まりに。
過去形や進行形など、動詞の変形もあとで楽々できちゃいます。
「分かった!」「うれしい!」が連鎖し、どんどん分かるように。
プラスの流れが生まれれば、合格の「未来」が開けます。
なんだか元気が湧いてきますね!
単語を一定数覚えたら、次は文法を勉強。
苦手な中学生が多いですが、ここは避けて通れません。
というのは、高校入試の英語は、どうしても文法が軸だからです。
ですから、現在形、過去形、現在進行形…と1つ1つの形を覚え、

◇文法を理解するほど、入試で有利に!
この事実を意識しましょう。
繰り返しますが、中学生の英語には、文法がいろいろあります。
中1、中2の全体と、中3の途中まで、「文法が学習の中心」になるので、中3の8月までは、「単語」と「文法」の強化にあてましょう。
(本当に大事なのでもう1度言いますが、単語を知らないと短い文すら読めないので、
「単語」も重要ですよ!)
中3の9月以降は、長文読解を練習しましょう。
読解に慣れるには、色々な話題の英文を読む必要があります。
じっくり取り組んでくださいね。「教科書の音読」もオススメです。
教科書の各課の課題文を、スラスラ読めるまで音読しましょう。
(音読は、視覚と聴覚、さらに口の筋肉やリズムを伴う「全身記憶」なので、無意識レベルにまで“深く”記憶されます。
試験の時も、将来英語を使う時も、「いざという瞬間」に表現がスッと出るかが勝負ですから、無意識レベルまで刷り込むこの方法こそ、“本当の実力”をつける学習となるのです。)
発音に自信がない人は、カタカナ発音でもかまいません。
むしろ、“スラスラ読めるまで”というスムーズさが重要です。
教科書がスラスラ読める人は、(これは現代文、古文、漢文など国語に関しても言えるのですが)
・出てくる単語も
・会話のやり取りも
・物語(ストーリー)の流れもスムーズに理解していることになります。
ということは、中学生にとって“必要な表現”はすべて教科書に書いてあるので、それらが頭に入ったことになり、さらに速読もできるため、入試がまったく怖くなくなります。
(※「スラスラ読める」状態を作ると、教科書1ページ分の英文を、約1分で読める速さにまで、自然に成長できます。)
再度、繰り返します。「単語」と「文法」の知識がないと、長文は読めません。
(どちらかが不足すると、長文は、意味の分からない文字列にしか見えないのです。)
こうした理由で、◇「中3の8月までは、単語と文法を」とお勧めしました。
夏で復習しないと、3年間、英数が苦手なまま、もう入試本番が来る。
連鎖項目が多く、“積み上げ式” の「英数」は、引っかかると、次が分からなくなる。
疑問が山積みになれば、最後は「英数」を捨てるしか…。
それが高校受験では最大の不利になるので、だからこそ――夏休みには、とても大きな意味があ
るのです。
夏休みをきっかけに、苦手分野を克服し、得点源に変えた中学生は、休み明けのテストも、結果を出せます。
しかも、“差がつく英数”で基礎を固めたことになり、「合格者グループ」へと、早くも足を踏み入れたことになるのです。