[2010年6月6日]
基本的に講師の中で『この先生の言うことなら聞ける…』と思う先生から勉強法を伝授してもらうのがいいのではないか、と思います。ここで、お伝えする方法は先月号で掲載した『間違った問題をできるようにする勉強方法』です。問題を解きまくる勉強もありますが、その根本を理解してください。全ては皆さんの『成績を上げたい』という想いの『重さ』次第です。ここで紹介する方法は、私が大学生の頃、家庭教師先の生徒にしてもらっていたもので、確実に成績が上がったものです (^^)v
? 文字がたくさん書ける場所のあるカレンダーを用意する。この時期なので、なければパソコン(Exel)で自作するか、今井に直接申し出てください。
? 毎日勉強する内容を決める。これは、問題集1ページとかいう意味です。宿題は勉強とは言わないので、除きます。
? 毎日の勉強の中で、間違った問題をカレンダーに勉強した次の日に記入します。
? ?と同時に1日あけた日にも記入します。
? ?と同時にカレンダーの下の日(一週間後)にも記入します。
? ?〜?を毎日行い、毎日勉強する内容の他に、カレンダーに記入されてある問題も、その日ごとに解いていきます。
? 最終的に?の段階で正解できれば、その問題演習は終了ということになります。
作成・管理方法はご理解いただけるでしょうか?(自己管理がかなり必要です)
1日に学習して不正解だった内容を、翌日2日に記入し、同様に1日あけた4日、その1週間後の11日に記入してあります。
2日に学習して不正解だった内容を、カレンダーの翌日の場所に、『A』として記載しています。『A』の内容は『毎日する新しい勉強の中での不正解だった問題』ということです(左のページにも聞説明しています)。1日あけた5日にも『A』、その1週間後の12日にも同様に『A』の内容を記載するのです。カレンダーに記入する段階で、『すでに記入されている問題もその日に解く』ということになります。よって、1度間違った問題やわからなかった問題は、少なくても残り3回解かなければならない…ということになるのです。
[ 手 順 ]
? 間違った問題番号・ページ等を学習した翌日欄に記入。
? すぐに、その翌々日にも記入。
? さらに、その1週間後の欄にも記入。
最終的に?の段階で正解できれば、もう解かなくてもOKです。しかし、どの段階でも再度間違えば、同様に繰り返し問題を解かなけ
ればならない、ということになります。
ということで少々ややこしいですが、慣れると簡単に記入できるようになります。自分の理解度がテストを受けるまでもなく、手
に取るようにわかります。このやり方で上がらないわけはありません…(きっと)
この勉強法は私が経験してきた中での『最強の方法』です。途中で挫折など絶対にしてはいけません。『邪魔くさい』『忘れていた』なんてことは所詮本人の言い訳にしかすぎません。勉強は基本的に『邪魔くさいもの』です。でもそれは個々の解釈しだいなので、本当に成績を上げたいのであれば、自己管理をしっかりして、実行してください。皆さんには満ち溢れた可能性があるのです(前月号でも記載しましたが)。
ただ、この勉強法は解かなければならない問題がどんどんと増えてきます。ですから、勉強時間が必然的に2〜3時間という具合になってきます。しかし、ある程度頑張って成績を上げることができれば、次の段階にステップアップできるので、他の勉強スタイルを考えていかなければなりません。
5科目合計が420点になった段階で、次のスタイルになってくるので、まずはこの方法で420点を取ってください。取るも取らないもあなた次第です(^^)v
440点以上をコンスタントに取っているお友達は、実は知らず知らずのうちにこのような学習スタイルを取っているのです。
※ページの都合上、表のサンプルを掲載できませんでした。
ご要望の方は、今井まで申し出てください。