[2018年4月17日]
三葉虫の絶滅
超新星爆発は大量のガンマ線を放出します。アメリカの科学者ブライアン・トーマスのように、超新星爆発が地球の生態系に致命的な影響を与えると考えている学者もいます。
4億4千万年前を境に、三葉虫のうち海面近くに住む種だけが絶滅しています。これを彼は超新星爆発が原因だとかんがえているのです。
ガンマ線が地球にふりそそぐと、地球をおおっているオゾン層が破壊されます。ブライアンは
4億4千万年前、オゾン層の約35パーセントが破壊されたと試算しています。
結果、陸上や海面近くに住む生物は有害な紫外線を多量に浴びることになります。紫外線は生物のDNAやタンパク質に損傷を与え、やがて死に至らしめます。