[2018年6月5日]
はい、どうもみなさん、こんにちは。
気づいていらっしゃらない方も、数多くいるようなので、一言申し上げておきます。これを書いているのは、人間です。ヒト科ヒト、ほ乳類です。生活しています。働いてもいますが、プライベートな時間も必要なヒューマンです。みなさんと同じです。みなさんが抱く感情と同じ感情を抱きます。喜怒哀楽もありますし、したいこともありますし、考え、悩んだりもしますし、疲れたりもします。
そして、1日は24時間です。24時間しかありません。その時間は、動き出したら止まりません。
目標達成までに残された時間は、沢山あるようで、実際に使える時間は、僅かしかありません。ヒトとして、じっくり考えましょう。何にどのように使うかは、個人の自由です。慎重に検討しましょう。
悪魔のささやきに耳を傾けるべきなのか、そうではないのか、考えましょう。どちらが正しいのかは分かりませし、最後は、自分で決めるしかありません。
目の大きな人と口の大きな人がいました。
ある日、悪魔が表れ、悪魔は言いました。
「取引だ、取り引きをしよう。」
口の大きな人は、言いました。
「取引だ、取り引きをしよう。」
目の大きな人が言いました。
「取り引きはしない。悪魔となんか取り引きをするものか。」
取り引きをした口の大きな人の庭は、みるみる植物や果物で満たされていきます。
口の大きな人は、お腹いっぱい食べました。
「美味しい、美味しい。なんて美味しい果物だ」
目の大きな人の庭は何も変わりません。いつも通り暮らしていました。
数日が経ちました。
口の大きな人は、とても美味しい果物に夢中です。毎日、毎日、お腹いっぱい食べました。
そして、気がつかなかったのです。
手入れをせずに、果物を食べてばかりいた庭の植物は、全て枯れていきました。もう果物は育ちません。元には戻りません。
目の大きな人は、いつも通り暮らしていました。ただ、ずいぶんお腹が空きました。お腹が空いて空いて仕方がありません。もう、耐えられません。
口の大きな人は、枯れ果てた庭を見て言いました。大きな口を開けて、大きな声で泣きながら言いました。
「悪魔と取り引きなんかするんじゃなかった。」
目の大きな人は、お腹が空いて立っていられません。倒れこんで言いました。大きな目に、涙をいっぱい浮かべて言いました。
「悪魔と取り引きをすればよかった。」
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