[2019年1月21日]
みなさん、こんにちは。
数学が苦手な人がいます。苦手な人の多くは、問題を読み取る力がありません。特に、学校の定期テストである程度、満足できる点数が取れている方は、問題を読み取れていません。
定期テストで点数が取れていない方は、基礎力がないです。教科書の問題をやりましょう。
問題が読み取れることができれば、数学は問題にやることが書いてあるので、その通りやるだけです。読み取れる方で解けない方は、やり方を覚えていません。
数学がある程度できる人は、問題を読んで分からなくても、何となく解き始めると、知識が結びついて解けるようになります。これが、いわゆる、ひらめくということだと思います。
高校物理は、さらに問いが複雑で、どの知識を使うのか分かりません。さらに、問題を読み取る力が必要です。それが、数学と物理に関連性があると言われることかもしれません。
例えば、4x+3y=−2の式とx−3y=7の式の連立方程式がある。このとき、xとyの値を求めなさい。という問題なら、中2以上の方は、やることが分かるという方も多いと思います。
4x+3y=−2の式とx−3y=7の式の交点を求めなさい。と問われたら分からなくなる方もいます。
前の問題と解き方は同じです。
問題を読み取るのは、直接、解き方が分かるように聞かれていなくても、知識を結びつけて整理して、最も良い解き方に結びつけるかということです。
このような考えは、日常でも、大人になっても関わってきます。
老若男女問わず、他人の気持ちや空気、状況を考えずに、世界が自分を中心に動いていると思っている人がいます。身近にいますよね、カオスなことばかり言う人…。うんざりします。
そういう方は、読み取れていません。修正するのは、数学の問題より難しく、きちんと整理された数学とは正反対の考え方です。
みなさんは、他人の気持ちを理解して、想いやることができる人になりましょう。謙虚で、マナーと常識がある人になりましょう。
数学の知識が、きっと役に立つと思いますよ。
ちなみに、国語と数学の問題を解くときの考え方は似ています。
最後に、センター試験お疲れさまでした。
うまくいった人も、うまくいかなかった人も、ここで諦めて、勉強を止めたら、数年間、必死で頑張ったことが無駄になります。やれるだけのことは、全部が終了するまでは続けましょう。
では、さようなら。