[2019年2月4日]
みなさん、こんにちは。
昨日、みなさんのうちに福が沢山、来たと思います。外に出さないように、鍵をかけて戸締まりをしときましょう。
果てしない闇の向こうに、逃がしてしまわないようにしましょう。
さて、大人になるとできることは増えます。逆に、子どものうちしかできないことも沢山あります。
プロ野球選手、サッカー選手などになることに挑戦すること、年齢制限のある試験を受けることなど、途方もない夢を追い続けることは、沢山のことを手にした大人は、諦めざる負えない状況になる場合があります。その意味でも、学生、まだ何も手にしていない若い時間は、貴重です。
時間は、とどまることを知りません。
映画、キッズリターンにとても良い台詞があります。
「まーちゃん、俺達、終わっちまったのかなぁ」
「はかやろう。まだ何も始まっていねぇよ」
若いときは、時間の大切さに気がつかない場合があります。子どもにリターンできない大人は、大切さが分かっているので、ガミガミ言い聞かせます。
若い人は、時間を失っていないので、貴重なことに気がつきません。だから、反発してしまうのかもしれません。
手にしたものが大きくて、それが沢山ある大人になればなるほど、現実を見ざる負えないとも感じます。
心のまま行けません、誰も知らない明日へ。
大人になっても夢を追い続けられる貴重な時間がある人は、若いときに、夢を追い続けて一生懸命頑張った人だと思います。
また、夢を追い続けても、叶う人は、僅かです。例え、叶わなくても、別の道、また新たに進んでいく力も身につけておかなければいけません。
何かの歌詞にもあります。「少しぐらいはみ出したっていいさ、夢を描こう」と。
そのためにも、何も決まっていない若者は、色々なことに挑戦し、恥をかいて、何でも勉強をすることが大切です。何が自分の為になるか分かりません。
以前、読んだ本に、動物のメス、女性は、子どもを育てる役割が多い場合が沢山あるので、現実を見る時間が、オス、男性よりも多いと書いてありました。
昔のテレビドラマに、「若者のすべて」というのがあります。
何人かの同級生が、将来や現実にもがき苦しみ、進んでいくドラマです。
両親を不慮の事故で亡くし、自動車工場の社長に突然なった若者。
自分が事件に友人を巻き込んでしまい、その罪の意識、償いのために働く若者。
その事件のせいで、意識不明の状態で、ずっと過ごす若者。
働きながら女優を目指し、小劇団で演劇をする若者。
銀行で働き、そこの上司と結婚を前提としてお付き合いし、順風満帆に見えるが、日々の、この生活に違和感を感じる若者。
医者を目指し、大学受験をするが、うまくいかず4浪している若者。
この若者達が折りなすドラマです。今やとても有名になった俳優さんが沢山出ています。
ミスターチルドレンの主題歌、Tomorrow never knowsも秀逸です。
いつの時代も、若者は精神的葛藤が多いものです。年を重ねると、段々と肉体的葛藤の方が大きくなるような気もします。
大人にも若者にも、共通するのは、ミスターチルドレンの歌のタイトルにある通り、tomorrow never knowsです。分からないことが沢山あるということです。
また、沢山、子どもを経験したのが大人のようにも感じます。大人は、自分の中に、沢山、複数の子どもを持っている人かもしれません。まさに、ミスターチルドレンです。
機会があれば、予備校の先生に聞いた関連する話しも書きたいと思います。その話しは、自分の心にしまっておきたい、外に出したくない思いもあるので、鍵をかけて戸締まりをしておくかもしれません。
それも、またどうなるか分かりません。tomorrow never knowsですね。
では、さようなら。