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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2019年7月16日]

虹の日

みなさん、こんにばんは!

本日7月16日は虹の日だそうです。

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デザイナーの山内康弘が、「人と人、人と自然、世代と世代が虹のようにつながる日に」と制定したそうです。
七(なな)一(い)六(ろ)で「七色」の語呂合せでもあります。

では、虹の見える仕組みについて少し話していきたいと思います。

虹ができる仕組みを理解する際に欠かせないのが、光の性質を知ることです。虹は光の不思議な性質のおかげで発生する現象です。

その不思議な性質とは次の2つです!

•光は屈折する
•屈折率は色(波長)によって違う


では、順番に解説していきますね!

○光の屈折
光は空気中に浮いている粒子にぶつかると進行方向が曲がる性質を持っています。これを屈折と呼びます。
粒子といっても酸素や窒素などの分子から、空気中を漂う埃や水蒸気など様々ですが、虹を作り出すほどの粒子はかなり粒の大きいものが必要です。
雨上がりの空気中には粒の大きい水蒸気がたくさん漂っているため、虹が出やすいのです!

○屈折率
光は屈折するわけですが、ただ屈折するだけではあの綺麗な7色は出ませんよね。
実は太陽の光には様々な色の光が混じっています。これらの光は色ごとに波長が違います。そして、この波長ごとに粒子にぶつかった時の曲がりやすさが違うのです。
それぞれの色の波長の違いと、屈折のしやすさを表したのが下の画像です。

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光の曲がる角度が違うと、遠くにいる人には、それぞれの色の光が分かれて届くため綺麗な7色の虹が見えるのです。


光の屈折は理科の授業で習うので出てきたときはしっかりと覚えましょう!

ではみなさん、明日も頑張りましょう!