[2019年8月8日]
みなさん、おはようございます!
昨日の夜浅間山で噴火があったと速報で知りました。
浅間山で噴火が発生したのは、4年前の平成27年6月のごく小規模な噴火以来で、噴火警戒レベルが「3」となるのは平成21年4月以来だそうです。
日本にはおよそ110山ほどの火山があります。
十勝岳 (北海道)・浅間山 (群馬県・長野県)・阿蘇山(熊本県)・桜島(鹿児島県)などがあります。
火山は地下のマグマが地表に噴出することによって形成されます。
マグマはマントルの一部が溶けて発生すると考えられています。しかし、マグマは地下深くであればどこにでも存在するわけではなく、むしろマグマの存在することの方が例外です。
それは、通常のマントルは固体として安定であり、何らかの理由がない限り溶けないからです。
日本列島の場合、マグマの発生には沈み込む海洋プレートが大きな役割を果たしていると考えられています。
そのひとつは、海洋プレートが沈み込むことにより発生する高温状態で、またひとつは、プレートによってマントルにもたらされる水です。
海洋プレートは地表 (海底) にさらされていたため、冷えています。
冷たいプレートが沈み込むのに高温状態になるのは意外に思えますが、次のように説明されています。
沈み込む海洋プレート (スラブ) は、その周りのマントルの一部も引きずり込みます。
それを補うために、反対側からより高温で流動性のあるマントル (アセノスフェア) が上昇し、全体として対流を発生します。
こうして、冷たいプレートが沈み込んだために熱いアセノスフェアが上昇するという現象が起きるのそうです。
噴火などといった自然現象はいつ起こるかわかりません。
旅行先などでもし何かあっても大丈夫なように日頃から気をつけていきましょう!
ではみなさん、今日も頑張りましょう!